1255件のひとこと日記があります。
2015/10/17 09:27
TPP
ニュースで話題のTPPですが、
かつて(20年ぐらい前)一大ブームとなった「外国産馬」も
サンデーサイレンス旋風やリーマンショック以降
いまや風前の灯火に…。
現在、軽種馬の輸入関税は340万円/頭。
今回のTPP大筋合意での決定事項は以下の通り。
妊娠馬は、即時撤廃。
ちなみに関税を設定している農林水産品全834品目のうち、
約400品目で関税撤廃となる。
でもいい繁殖牝馬って、
そう簡単には入手できないものです。
競走馬は、段階的に16年目に撤廃。
但し、765万円未満の場合、
緊急輸入制限措置(セーフガード)発動。
資料では、直近3年平均の輸入頭数は
繁殖牝馬7頭、競走馬163頭とのこと。
この程度で打撃を受ける生産界ってどうなんでしょうねぇ〜。
それに外国産馬よりも「社台グループ生産馬」に関税掛けた方が
今は零細牧場の救済になるんじゃないか!?
国際競争云々以前に社台グループの独占状態なんだから
そもそも関税の意味なんてほとんどないように思う。
それよりもクラブ募集馬の価格。
第2次募集馬なんて
関税が上乗せされたみたいなものです…。