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2015/10/21 00:49
シンハルカジョウの2014
ウインオスカーとウインオリアートの見学に
BRF鉾田へ行った際、
ラフィアンの第2次募集馬の一部がまだ在厩していたのですが
その中にいたシンハルカジョウの2014には
もしかしたら掘り出し物?的な可能性を感じました。
馬房が近くだったキョウエイタキオンの2014にも
決して見劣りしない雄大な馬体で
全体のバランスも良く、特に胸前の筋肉のボリュームは
他馬と比べても一目瞭然のパワーを感じます。
前輪駆動で如何にもダート馬という雰囲気たっぷり。
100口募集のラフィアンの募集馬は
基本的に出資対象ではないのであまり興味はなかったのですが
改めて血統を調べてみると、確実性は高いように思った次第。
ベースとなるLady Angela(=ノーザンテースト)の
Hyperion、Tracery、Swynford、Desmond の組み合わせクロスを
Flower Bowl×Determine*Court Recessで継続して足場を固めて
そこにブラックタキシードのNothirdchance≒Revokedを軸として
Hail to Reason 4*6×5 といった米血パワーを増幅した配合ですから
ダートで好位からじわじわっと
堅実に追い込んできそうな雰囲気があります。
トータル的にはヴァーミリアン的な血統構成で
サンデーサイレンスを内包している分、
芝の中距離もこなす程度には走るかもしれません。
それにセレクションセール落札馬としては
募集総額1200万円はリーズナブルですし、
個人的にフリオーソは気になっている種牡馬でもあります。
(少なくともタイムパラドックスよりは成功するように思う)
一方、入厩予定の美浦・小野次郎厩舎も
開業5年目でまだ重賞勝ちはありませんが
いわゆる良血とか社台グループ生産馬がいない中でも、
現2歳世代はすでに2頭の勝ち馬を送り出しており、
厩舎としてのポテンシャルはあるように感じます。
満口になるような血統ではないのですが
ラフィアンの募集締め切りは12月15日なので
あと2ヶ月で決めないといけないのが微妙なところ。
BRF鉾田に行ってなければ
間違いなくスルーしていたでしょう。
これも何かの縁なのか…。
う〜ん、悩ましいところです。