1256件のひとこと日記があります。
2015/11/26 21:58
柔らかい、硬い 〜 配合の微
柔らかくして成功したら、今度はまた硬くする、
サラブレッドの配合とは、
こういう体質や骨格の揺り戻しを繰り返しているわけですな。
血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
「メイショウサムソン黄金配合」より一部抜粋
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/d1801acde7a8d7ec42db5ead9c324714
------------------
ステイゴールドやディープインパクトの代表産駒は
「硬さ」(頑健さ)を得て成功したパターンが多いので
一般論として、例えばステマ配合(ステイゴールド×メジロマックイーン)が
上手くいったからといってその後継種牡馬(ナカヤマフェスタとか)にも
メジロマックイーン牝馬を配合するというのは
単に硬さ(重厚さ)を増すだけと考えるのが理屈。
(無論、配合相手が「柔」なのか「硬」なのかにもよるが…)
で、今までも出資馬の結果が出ないたびに
配合の硬さと柔らかさを血統表で何度も見直してきたものですが
そのバランス感覚って本当に難しいものだと痛感しています。
またディープインパクトとブラックタイドのような全兄弟でも
産駒に伝える特徴は微妙に異なるので、
それが血統面のどういう部分が出ているのかを見誤ると
配合以前の問題になりかねないので
繁殖牝馬も含めて現役時のレースというのは
しっかりと見ておきたいものです。
ところでラフィアン・ウインって
血統の勉強をするにはなかなか面白く、
自前のBRF種牡馬産駒(や購買馬)の良駒?を
数多く優先的に会員募集に拠出してくれるので
一つの種牡馬を通して配合やら馬体やら
初期からの育成やらレース振りやらを
いろいろと学ぶことができるのです。
アイルハヴアナザーはなかなかいい血脈を内包しているので
配合の妙を得るにはなかなか面白い種牡馬。
今年のアイルハヴアナザー@ウイン募集馬は牝馬が多いので
初年度産駒でもあり見送る予定ですが、
来年あたりは狙い目じゃないかなぁ〜と思っています。
アルカネットの2015
ポンテディリアルトの2015
------------------
ゴールドシップは、Princely Gift 5×5 で
全身を使ってストライドを伸ばし「柔らかく大きく強く」動けるけど
「速く」動けないのが高速馬場だと血統面では買いにくく
ゲートを出たらできる限り先行してほしいのですが、
肝心のゲートがああですし、
展開や鞍上にも左右され過ぎるので厄介な馬です。
、