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2015/11/27 19:10
ディープブリランテとマルセルブサック血統
ディープブリランテの初年度産駒123頭中、
牡馬は59頭で画像はそのうちの8頭。
画像1枚目は、上から父ディープブリランテと
グランカナリアの2014(ラフィアン)、ヤヨイコマチの2014(ウイン)
画像2枚目は、他クラブ募集のディープブリランテ産駒の1歳牡馬。
エンゼルカロの2014、ポトリザリスの2014、
スルーレートの2014、ゴールデンハピネスの2014、
ナイキフェイバーの2014、シルクユニバーサルの2014
どの馬もすらっと伸びた後躯が特徴的です。
今後の育成でトモに力がついて
ダイナミック、もしくは俊敏な動きができれば
強力な推進力となって
クラシック級の活躍ができる馬が出るかもしれません。
そのために配合面でスタミナを注入するのか、
柔らかさ、俊敏さを補強するのか、
このあたりのバランスがポイントになりそう。
血統的には、ヤヨイコマチの2014が一番好みかな…。
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ディープブリランテは、注目している種牡馬ですが、
それは単にディープインパクト産駒だからというだけでなく
母ラヴアンドバブルズにあるマルセルブサック血統にもあります。
Never Bend・Lalun
Akarad
Djeddah≒Tourzimaなんか惚れ惚れしちゃいます。
ちなみに日本のブサック血統といえばパーソロン。
そして私が最も好きなシンボリルドルフは、
そのパーソロンとRoyal Charger系スピードシンボリ、
HyperionとFair Trialという組み合わせで
これは血量の差こそあれ、
ディープブリランテにも相通じる配合なのです。
ということもあってディープブリランテは
何となく他のサンデー孫系種牡馬よりも気になる存在で、
私的には、マイネルディーンを置き去りにした
道悪の東スポ杯2歳S、今でも忘れません。
私の中では、ブサック血統は、
スタミナと底力の源として、
ほどほどには必須な存在なのです。
ところでダノンシャンティも母の祖父がDarshaanなので
ブサック血統をしっかり持っているんですよねぇ〜。
だからこの種牡馬も少しご贔屓なのです。
一方、Darshaanといえばコンデュイットですが、
産駒には軽さやスピードがない(ギアチェンジができない)タイプが多く
ブサック血統が過剰だったのかもしれません。
このあたりも日本の馬場向けの配合のヒント(失敗例)にはなりそうです。