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2015/12/03 22:24
ビッグレッドファームで種牡馬入りするゴールドシップ
有馬記念で引退予定のでゴールドシップですが
9億8000万円(1400万円×70株)のシンジケートが組まれ、
ビッグレッドファームで種牡馬入りですね。
ちなみにナカヤマフェスタは1億5600万円(260万円×60株)
父ステイゴールドも4億5000万円(750万円×60株)ですから、なかなかの金額。
<日本の主な種牡馬のシンジケート>
ディープインパクト
51億円(8600万円×60株)
ラムタラ
44億2800万円(1億800万円×41株)
ウォーエンブレム
30億円(5000万円×60株)
サンデーサイレンス
24億9000万円(4150万円×60株)…1100万ドル(約16億5000万円)で購入
キングカメハメハ
21億円(3500万円×60株)
ナリタブライアン
20億7000万円(3450万円×60株)
ヘクタープロテクター
19億8000万円(3300万円×60株)
エリシオ
19億8000万円(3300万円×60株)
シンボリクリスエス
19億5000万円(3250万円×60株)
オグリキャップ
18億円(3000万円×60株)
エルコンドルパサー
18億円(3000万円×60株)
アグネスタキオン
18億円(3000万円×60株)
ダイワメジャー
18億円(3000万円×60株)
ヴィクトワールピサ
12億円(2000万円×60株)
アイルハヴアナザー
11億2000万円(1600万円×70株)
シンボリルドルフ
10億円(2000万円×50株)
オルフェーヴルはシンジケートを組まず社台グループ保有なのですが、
種付け料から想定すると20億以上は間違いないでしょうね。
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気になる種付け料は250万円(受胎条件)の予定で
これはキンシャサノキセキ、ワークフォース、
ヴィクトワールピサ、キズナ、エピファネイアと同額です。
<ステイゴールド後継種牡馬の2016年種付け料>
オルフェーヴル 600万円
ゴールドシップ 250万円
ドリームジャーニー 150万円
フェノーメノ 80万円
ナカヤマフェスタ 70万円(2015年)
当然ながらステイゴールド後継種牡馬≠ステイゴールドですから
やはり個々にその特徴を再考せねば…と思う次第で、
ゴールドシップはフェノーメノと同様にステイヤー寄りの競走馬ですが
決して生粋のステイヤーということではなく、
その走りはサンデーサイレンス系でPrincely Gift 5 x 5 らしく
柔らかいというか少し緩慢なストライドで
高速馬場での俊敏さ不足を感じます。
しかも母系の鈍重なSenones≒Sicambre 6×6も不安なところ。
頑健さの補強が上手くいったドリームジャーニーや
フェノーメノ、ナカヤマフェスタに比べると
緩慢さが残ってしまったところが
ゴールドシップの種牡馬としての課題でしょう。
それもあってBuckpasser(=Tom Fool、La Troienne)は必須な感じで
Hyperionももう少しあってもいいと思うのが今の私のイメージ。
サクラバクシンオー牝馬なんかは一考じゃないでしょうか。
また将来、マイネグレヴィルにお相手にどうでしょうか?
http://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?sire=0001104811&broodmare=0001138696&x=66&y=23
一方、Nasrullah+Princequilloは
さらに柔らかくなってイマイチかも…。
いずれにせよ、早ければ2018年(3年後)にラフィアン・ウインで
初年度産駒が会員募集されることになるのでしょうね。
人気のある馬ですからクラブ馬向きの種牡馬ではあると思いますが…。
有馬記念でその走りをじっくり目に焼き付けたいと思います。