ドイツ血統（牝系）とSurumu

初めて出資した馬のうちの1頭が
ドイツ「Ｓライン」牝系の出身だったので
Slip AnchorやUrban Sea、アルカング（父Sagace）など
昔からその動向が気にはなっていました。
（ブラウンビートル、懐かしい…）

凱旋門賞にはドイツ血統がよく絡みますねぇ〜。

そして、その後は一時的な流行にとどまらず
さらに日本で勢力を拡大しつつある
ドイツ血統（牝系）の一部を
ざっくりまとめてみました。

＜Ｓライン＞
Santa Luciana
├ アグサン
│　└ ビワハイジ
│　　　└ ブエナビスタ
└ サトルチェンジ
　　└ マンハッタンカフェ

＜Ａライン＞
Allegretta
├ Urban Sea
│ ├ Galileo
│ └ Sea The Stars
└ キングスベスト　⇒　ワークフォース、■エイシンフラッシュ

＜Ｍライン＞
■エイシンフラッシュ、■Monsun（＝ノヴェリストの父）

＜その他＞
■ワールドエース、■オーシャンブルー

（■はSurumuを内包）

母方（母系）のみならず父方（または父系の一部）としても
さらに勢いを増しつつある感じがします。
特に最近のドイツ血統にはSurumuが必須ですね。

今秋はサトノダイヤモンドよりサトノキングダムに注目かも…。

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ドイツ血統（牝系）は
重厚で異系というイメージが強いものの
それはアウトサイダーとして
血統表の一部分を占めるにすぎず
その他の部分は、
案外お馴染み（日本向き？）の血脈も多い感じ。

中でもSurumuの血統表を見ると
祖母のSuncourtはテスコボーイの母ですし、
Reliance（フランス的な斬れ）×Hyperionというパターンは
Krisと同じですから日本での実績は十分な血統。

でもNearco、Lady Josephine（＝Nasrullah、Northern Dancer）と
被らないのが日本（世界？）における
アウトサイダー血脈としての貴重な存在なのでしょうね。

いわゆる「重い」という感じではなく
先行、スローペースでの一瞬の機動力というか
大雑把に「ネオユニヴァース風の粘る斬れ味」なのかなぁ〜と。
（かなり乱暴なまとめですが…）

東京よりも中山向き。

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ステイゴールド後継の穴馬は、オーシャンブルーかも…！？（＾＾）

現役時の成績は
父同様に小柄な馬格（430〜440kg）が影響したかもしれず
それを母系から補えば…じゃないかと睨んでいます。
（馬体も一番ステイゴールド似な種牡馬だと思う）