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2016/09/29 17:46
大手生産牧場の1頭当たり獲得賞金
以下は、2009年(現7歳世代)の
大手生産牧場別 1頭当たりの獲得総賞金です。
あくまでも私個人の手計算なので
数字の精度につきましてはご容赦くださいませ。
(データは netkeiba.comのデータベースより抽出)
2,810万円 ノーザンファーム(997,414.3万円/355頭)
2,550万円 社台ファーム(920,542.7万円/361頭)
1,437万円 ビッグレッドファーム(117,838万円/82頭)
1,009万円 岡田スタッド(64,604.5万円/64頭)
1,095万円 千代田牧場(110,596万円/101頭)
1,605万円 下河辺牧場(123,594.6万円/77頭)
2,927万円 ノースヒルズ(122,950.4万円/42頭)
2,775万円 ダーレージャパンファーム(216,472.7万円/78頭)
この世代のノーザンファームは
ジェンティルドンナ1頭だけで374万円稼いでいますが、
それを差し引いても2,436万円です (゚Д゚)
JRAのレース数や賞金額はほとんど横ばいか
むしろ下がる傾向にあるので
社台勢が頑張れば頑張るほど
その他の牧場の獲得賞金は下がる計算ですね。
ちなみに馬主賞金はこの80%で、税金も掛かりますから
実際にはこれより低い数字になりますが、
概ね競走馬の基準価格?適正価格?が見えてくると思います。
オーナーブリーダーの場合、
こういうのって予算算出の目安程度にはなるのかな?
まぁ〜こういう数字は平均値ですし、
いい年もあれば悪い年もありますから
あくまでも参考までに…。
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JRAの賞金体系は、
上位クラスに金額が偏っていますから
いくら生産頭数が多くても
中身が下位クラスばかりではだめで
そのためにはやっぱり重賞を狙えるだけの
生産(配合)が必要だと思う次第。
でもリーディング上位の種牡馬は
種付料が高いですからリスクを考えると
やはりギャンブルに近い印象がします。
で、こういう場合、大資本が有利なのは
資本主義社会の世の常。
2位じゃダメなんですよ…。
個人的には、種付料が比較的抑えめの若い新種牡馬や
既存の種牡馬でも歩留りのいい種牡馬の見極めが肝要で
それには血統(=統計)的な知識は
有効なアプローチの一つだと思う次第です。
どんなマイナー種牡馬でも
種牡馬として見込まれたのであれば
何が魅力なのかを理解し、
それを最大限引き出すための
適切なアプローチが血統(配合)ではないかと
血統オタクは思う次第です。
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ラフィアン・ウインの楽しみの一つが
アイルハヴアナザーのような
岡田さん導入種牡馬(=BRF種牡馬)の
代表産駒を見出して出資するということにあります。
BRF種牡馬の場合、生産馬の大多数が
クラブに提供されますから
産駒の中でも良質馬の選択肢も多いですし、
価格もリーディング種牡馬よりはまぁ〜抑えめ。
(もちろん例外もありますが…)
個人的には
各種牡馬の歴代賞金上位20傑(または総賞金5000万円以上)が
大まかな目標なのです。
マイネルラヴは、1頭に出資して、
2位(マイネルハーティー)
ロージズインメイは、3頭に出資して
ベスト50に1頭(マイネルヴァルム)
ベスト100に1頭(マイネルレイン)
コンデュイットは、1頭に出資して、
ベスト50に1頭(マイネルゾンネ)
ちょっと古いですが、イブンベイも1頭に出資して、
1位(タイキヘラクレス、別のクラブですが…)です。
これに慣れてくると
マイナー種牡馬のセレクトが面白くなるんですよ…。
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笠松の星さんがいいね!と言っています。
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某オーナーブリーダーさんがいいね!と言っています。