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2017/07/25 17:02
名牝を残すために…
種牡馬に比べると繁殖牝馬の方が
生涯で輩出する産駒数が圧倒的に少ないのは
いうまでもありませんが
その限られた産駒から
重賞勝ち馬を多く出す牝馬は
名種牡馬にも匹敵するような
優秀な遺伝力を持っている可能性が高く
そして歴史的にも名牝のクロスが
配合で果たした役割は非常に大きいと思う。
Sickle、Pharamond、そしてHyperionの母であるSeleneは
英1000,2000ギニーを勝ち
繁殖牝馬としても優秀な Pilgrimageの 3×4 です。
また個人的には
名牝のクロスを持つ種牡馬や繁殖牝馬は
成功する可能性が高いという認識です。
ノーザンテースト … Lady Angela 3×2
エルコンドルパサー Special、Lisadell 4×4×3
ストロングリターンは Smartaire 5×4
ウインガニオンの母チャンネルワンも
Buckpasserの母Busanda 3×5 を持っていますねぇ〜。
一方、そういった
名牝クロスを持つ馬を生産するには
まず名牝の産駒から種牡馬が出ないことには実現しません。
種牡馬を輩出できなければ
いくら名牝であっても
代を重ねるごとにその影響力は失われていき
やがてその血は途絶えていくことに…。
ゆえに名牝にはその時点での最も優れた種牡馬を配し、
そして誕生した牡馬産駒(=種牡馬候補)には
最善の厩舎、騎手を配して
他の競走馬以上に現役時の成績を残すことに
拘って欲しいですし、
種牡馬として名牝の血を残してこそ
職人たるブリーダーではないでしょうか。
個人的には
ビッグレッドファームのオカノブルーは
つくづく残念だなぁ〜と思う次第。
この牝系からは
未だに勝ち馬がコンスタントに出ていますから
やはりその能力、遺伝力は優秀だと思うのです。
この名牝をもっと大切に配合して
オカノブルー牝系でクラシックを目指すぐらい
拘って欲しかったなぁ〜。
(まだ途絶えたわけではありませんが…)
マイネルブライアンが
2005-2006年の僅かな期間に種牡馬だったとき
マイネレーベンの半姉妹系の繁殖牝馬と配合すれば
オカノブルーの 3×3 や 3×2 とかで
しかもブライアンズタイムとトウシヨウボーイを持つ繁殖牝馬を
生み出すチャンスがあったんですよねぇ〜。
マイネルブライアン×マイネガイア
http://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?sire=0000315465&broodmare=0000315464&x=30&y=30
マイネルブライアン×マイネポリーヌ
http://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?sire=0000315465&broodmare=0000736064&x=48&y=20
マイネルブライアン×マイネアモーレ
http://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?sire=0000315465&broodmare=0000266835&x=69&y=12
マイネルブライアン×マイネカトリーヌ
http://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?sire=0000315465&broodmare=0000280292&x=25&y=14
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