キャロットの安い馬（総額2000万円以下）は…

私が100口募集ラフィアンから400口募集ウインに
出資のメインをシフトした
現6歳（2011年産）世代以降（2〜6歳）の
400口募集キャロットの実績を検証してみました。

-----------------

総賞金獲得金額
5000万円以上 … 41頭（うち1億円以上19頭）

父の内訳
ディープインパクト … 8
キングカメハメハ … 6
ゼンノロブロイ … 5
ネオユニヴァース … 4
ハービンジャー … 3

ここまではさすがキャロット！というべき。
個人的にはここからが重要。

総賞金5000万円以上獲得馬41頭のうち
個人的に出資の基準としている
募集総額2000万円以下の募集馬は
以下の10頭。

生産年　馬名（父）…募集総額：総賞金獲得金額
2013 エスティタート（▲ドリームジャーニー）…　2000：7681
2013 〇 地トロヴァオ（カネヒキリ）…　1000：5355

2012 ティンバレス（▲ウォーエンブレム）…　2000：5132
2012 ビットレート（▲スペシャルウィーク）…　1600：5166
2012 ストレンジクォーク（メイショウサムソン）…　 1400：8003

2011 トータルヒート（▲ストリートクライ）…　2000：9235
2011 ■● バウンスシャッセ（▲ゼンノロブロイ）…　1800：15603
2011 レイズアスピリット（キングヘイロー）…　1600：7115
2011 ■ ヴィータアレグリア（▲ネオユニヴァース）…　1200：7197
2011 アカネイロ（▲クロフネ）…　1200：7263

■ … 重賞勝ち馬
● … 中央クラシック出走馬
○ … 南関東クラシック出走馬
▲ … 牝馬

クラシック出走は僅かに1頭、
重賞勝ちも2頭のみですから
巷の「走るキャロット」のイメージとは
必ずしも一致していません。

年平均で3〜4頭（総額2000万円以下頭数の約1割）は
5000万円以上獲得の活躍をする印象ですが
確率的にはノーザンファーム生産馬の確率とほぼ同じ。

※ 参照
ひとこと日記 2016/09/29 11:48
大手生産牧場の確率
http://user.netkeiba.com/?pid=owner_diary&post_id=1349680

であれば
すぐに満口（抽選？）になってしまうキャロットよりも
募集締切まで育成過程を見極めて
じっくり選べるウイン（ラフィアン）の方が
確実性は高いように思います。
（特に未勝利引退を回避するのに…）

それに逆に言えば2000万円超の募集馬で
5000万円以上の獲得馬は「31頭」（1億円上18頭）
年平均5〜10頭で超高額なディープやキンカメ産駒がメイン、
しかも必ずしも希望馬に出資できるとは限らないわけですから
いくら思案しても相馬眼があっても
それなりの出費（実績）がないと難しいように思えます。

やっぱりキャロットは
私向きのクラブではありませんね (^_^;)

参考までに
キャロットの3歳馬（募集総額2000万円以下）は
こんな感じです。

2014 ラプソディーア（▲ディープブリランテ）…　1600：4044
2014 ●ディーパワンサ（▲ディープブリランテ）…　1400：3870
2014 リカビトス（▲ディープブリランテ）…　1400：2947
2014 ガンサリュート（ダノンシャンティ）…　2000：2525

近年は新種牡馬ラッシュですから
ディープブリランテのような
新種牡馬産駒が狙い目！？

シルクのセダブリランテス（2500万円）も
ディープブリランテでしたし…。

ちなみにシルクの5000万円以上獲得馬は
8/23頭が募集総額2000万円以下。

おおまかには
キャロットと似たような感じですが
確率はさらに低いような感じで…。