競輪
1258件のひとこと日記があります。
2017/10/03 12:52
オルフェーヴル≒Sadler's Wells
凱旋門賞が終わると毎回のように問われる
欧州の重厚な馬場に対するスタミナが
日本の馬には足りないという血統議論。
意見はいろいろあるかと思いますが、まずは
「Sadler's Wells」とは？
ではないかと思う次第。
Northern Dancer＋Special
この部分は「Nureyev」と共通ですが、
Sadler's Wellsの方が、
欧州の中距離G�気任楼掬歸�に格上。
で、注目は、Bold Reason
父のHail to Reasonは言うまでもなく
リアルシャダイやブライアンズタイムに始まり
サンデーサイレンスを通じて
ここ30年で日本競馬の根本的な底上げをした血脈。
ちょっと話は逸れますが、その伏線は
Royal Charger〜スピードシンボリ〜シンボリルドルフ
で、平成の日本競馬の配合は
この血統を抜きには
もはやあり得ないぐらいの充実かと。
で、残るはやはりここ。
母のLalun … Never Bend（Mill Reefの父）の母
さらに分解すると
母 Be Faithful
→ Black Toney（Dominoの素軽いスピード）×La Troienne（父Teddyのスタミナ）
そして、ここが一番興味深いところ。
父 Djeddah（祖父Tourbillon）
Teddy 3×4
Durban＝Heldifann 3×2（Durbar 4×3）
Rabelais 5×5＊4
Teddy＋Durbarの組み合わせ
・La France … Johnstownの母（＝Nashuaの母父）
・Flares … Nantallah、Nijinsky、ノーザンテースト
・Djebel … Djeddahの父、パーソロンの祖祖父
・Calonice … パーソロンの祖母
・Pan … シエリル（メジロティターンの母）の母父
St. Simon 1881
└ Rabelais 1900
│
├ Durbar 1911
│
├ Havresac 1915
│ └ Cavaliere d'Arpino 1926
│ └ Bellini 1937
│ └ Tenerani 1944
│ └ Ribot 1952
│
└ Rialto 1923
└ Wild Risk 1940
Tourbillon … 父Ksar（＝凱旋門賞2連覇）×母父Durbar（〜Rabelais）
Wild Risk … 祖父Rabelais×母母父Ksar
→ ディクタスは、TourbillonとWild Riskを内包
Barra … Lyphardの祖母
ここまでくると
オルフェーヴル！なるほどなぁ〜。
（Lalun≒メジロアサマ）
という感じに辿りつくと思います。
で、近年の凱旋門賞上位馬の配合を見る限り、
Sadler's Wellsに
米血ナスキロラトロ(NasrullahとPrincequilloとLaTroienne)
を強化するパターンが
多いように感じていますので
オルフェーヴル産駒で凱旋門賞を狙うなら
そのあたりの配合か…。
但し、あくまでも欧州仕様ですから
日本で走るかはわかりません。
ロックディスタウン、大化けするかも…！？
- Sadler's Wells
- Northern Dancer
- Special
- Nureyev
- Bold Reason
- Hail to Reason
- リアルシャダイ
- ブライアンズタイム
- サンデーサイレンス
- Royal
- スピードシンボリ
- シンボリルドルフ
- Lalun
- Never Bend
- Mill Reef
- Domino
- スピード
- La France
- Nashua
- Flare
- Nantallah
- Nijinsky
- ノーザンテースト
- Djebe
- パーソロン
- Pan
- シエリル
- メジロティターン
- Havre
- Cavalier
- Tenerani
- Ribot
- Wild Risk
- ディクタス
- Barra
- Lyphard
- オルフェーヴル
- メジロアサマ
- Princequillo
- ロックディスタウン
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>>殿尻一気！さん
日本に入ったNijinskyで通用したのは、マルゼンスキーとCaerleonぐらいですが、それぞれTom FoolやNo Fiddlingを通じてFlaming Pageの「Phalaris（の母の父Sainfoin）の軽さ＋Dominoの速さ」（＝これってHaloのCosmic Bombと同じ）を継続したのが奏功した要因かと思います。
Sadler's Wells系でもモンジューよりGalileoに勢いがあるのもそのあたりの違い（＝Urban Seaの存在）じゃないかと睨んでいます。2017/10/03 17:23
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殿尻一気！さん
昔、専門家の著書に『ＮＤは究極の軽さを持つ種牡馬』と記載が有ったのを覚えています。
ニジンスキーにしろ、ヌレイエフにしろ、「日本の馬場には重すぎ」と評価されていましたから、ＳＷにしても繁殖相手で化ける可能性を感じます。2017/10/03 16:40
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殿尻一気！さんがいいね！と言っています。
2017/10/03 16:34
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父カネツクロスさんがいいね！と言っています。
2017/10/03 13:02
