2017 ジェイエス繁殖馬セール　BRF・CVF落札馬

今年のジェイエス繁殖馬セールで
BRF・CVFが落札した馬は以下の2頭のみ。
（画像はマルカフローリアン）

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＜BRF落札＞
No.009 マルカフローリアン（16歳、サンデーサイレンス）
ルーラーシップ受胎 … 4,644,000円（社台ファーム）

タイガーカフェの全妹。
サンデー牝馬の中では若い方ですが
それでも16歳ですから
ピークは過ぎたように思います。
受胎中のルーラーシップ産駒が勝負か？
（落札の元が取れる！？）
母系はシンボリクリスエスとの相性が良さそう。

＜CVF落札＞
No.102 ピエナビーナス（13歳、フジキセキ）
空胎（種付せず） … 5,832,000円（岡本牧場）

クイーンS（G3)勝ち馬ですが
1600万下からの格上挑戦で11番人気。
その後のオープンでの入着は府中牝馬（G3)4着のみ。
洋芝のスピードタイプで
先日のスプリンターズSで5着のブリザードと同じ英国系の母系。

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どちらの繁殖牝馬もNorthern Dancer1本のみで
しかも比較的血統表の奥の代。
全体的にもクロスは薄いので
Northern Dancerの濃いクロスを持つ
非サンデー種牡馬との相性は良さそうですが
来春はまずアイルハヴアナザーから
交配スタートとなるのか…。

ちなみに今年ウインで出資した
オメガラヴィータの2016は
母が2014年に現役引退後の翌年、
ＪＳ繁殖馬セール2015にタートルボウル受胎で上場され
460万円でCVFに落札され、CVFで生まれた初仔。
ですから繁殖牝馬としての結果はまだ出ておらず
未知なる可能性はあります。

また先日引退した出資馬ウインオリアートの
母ゴールドフォイルは
2007年に現役引退後、初仔を生んだ年の
ＪＳ繁殖馬セール2009に空胎（不受胎）で上場され
1,365,000円でCVF落札、
ステイゴールドを配されて生まれたのが
ウインオリアートです。

繁殖入りして間もない牝馬が
外部から導入されたときは
注目したいですね。

今年のウインの募集馬では
オメガラヴィータの2016の他に
バラードソングの2016も
母が現役引退後、1年目は不受胎で
翌年、ストロングリターンを受胎して
ＪＳ繁殖馬セール2015に上場され
7,560,000円でCVFに落札され、
CVFで生まれた初仔です。