私にとっての降級制度の廃止は…

以下は、私の一口出資の
大まかな皮算用（1頭あたり）です。

解りやすく
1口ではなく1頭の総額で計算。

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費用
2000万円（出資金：個人的上限）
2000万円（維持費：年間500万円×4年）

合計　4000万円

収入
2歳　500万円（2歳未勝利、または3歳未勝利勝ち）
3歳　750万円（500万下平場勝ち）
4歳　750万円（降級後、500万下平場で勝利）
5歳　なし（1000万下で頭打ち、引退orz）

合計　2000万円

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つまり

出資金＝本賞金（総賞金）
維持費＝特別出走手当、出走奨励金など

でそれぞれを賄って
総賞金5000万円（＝進上金控除後4000万円）で
損益分岐点というのが
現在の私の理想のモデルプラン。

ゆえに私の経験則では
概ね維持費分だけ損をするという感じです。

しかし現実的には
「3勝」ってなかなか高いハードルですから
未勝利とか1勝だと出資金の回収も微妙で
出来る限り損を少なくするには
出資金を抑える一方で
4頭に1頭ペースで総賞金1億円を超えるような
活躍馬を見出す必要があります。

言うまでもなく、かなり難しいです(-_-;)

しかし
降級制度が廃止になると

2歳　500万円（2歳未勝利、または3歳未勝利勝ち）
3歳　なし
4歳　750万円（500万下平場で勝利）
5歳　なし（1000万下で頭打ち、引退orz）

合計　1250万円

となって賞金総額が下がるため、
自ずと出資金の上限も
下げざるを得ない状況となるのです。

一方、降級制度の廃止は現2歳馬から適用ですから
既に出資してしまった馬は仕方ありません。

なので1歳馬への出資は
様子見という観点でも
より慎重に…と思っています。

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ちなみに
ノーザンファームの生産馬ですらさえも
総賞金5000万円以上稼ぐ馬は
各世代の10〜15％です。

一般的な「大手」の牧場だとこの半分程度で
その他、大多数の牧場は…。

つまり走るのは良くても10頭に1〜2頭で
残りの8〜9頭はほぼハズレなのです。

ですから、
数撃ちゃ当たるなんてレベルの確率ではありません。

それにノーザンファームの当たりなんて
例えいい馬だと思っても
超高額のハイリスク馬だったり
損して勝ち取った優先権？とか抽選やらで
なかなか出資できるもんじゃありません。
（＝確率はさらに下がる）

なので比較的選択の自由度の高いクラブで
しかも頭数を絞って
なおかつ損失は最小限に留めて
その上で走る馬を見出す必要があります。

そんなことできれば苦労しません。

だって
カタログ見て決めるだけですから…(-_-)

そういう限られた状況下だからこそ
私は「配合」に拘るのです。

配合の理論ベースは統計学ですから
確率を上げるには
同じベクトルだと思うのです。
（生産者も同じでは…？）

10〜15％を20〜30％に。
30％なら3頭に1頭が当たりですから…。

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で、これまでの経験則（＝過去の反省）を元に入会した
ウインでの全出資馬（10頭）はこんな感じです。

ウインソリティア以外は全て
募集総額2000万円以下。

ウインオリアート（6歳）　…　3勝、引退
ウインエスパシオ（5歳）　…　地方1勝、引退（誤算…）
ウインオスカー（4歳）　…　5勝
ウインランブル（4歳）　…　2勝（目指せ3勝！）
ウインクリムゾン（3歳）　…　1勝（3勝はできると思うのですが…）
ウインペイザージュ（3歳）　…　1勝（何とかあと1勝…）
ウインレーヴドール（2歳）　…　未出走
ウインルーカス（2歳）　…　未勝利
ウインソリティア（2歳）　…　未出走
オメガラヴィータの2016（1歳）

降級制度の廃止を前にして
ウインクリムゾンの座骨骨折による
長期休養は実に痛手です (>_<)

ペース的には、現2歳馬から
オープン級の活躍馬が出て欲しいところなのです。