オウケンムーンとキモンプリンス

今日の中山・3歳500万下（芝2000ｍ）を勝ったオウケンムーン。
馬名からアドマイヤムーン産駒かな？と思ったら
お母さんがムーンフェイズだからか…。

で、父はオウケンブルースリ。
明け3歳が2世代目で
ここまで僅かに14頭中央出走ですが、中央勝ちは3頭。
いわゆるマイナー種牡馬の部類ですが、
オウケンムーンは何とノーザンファーム生産馬！

2歳上の半兄ルナプロスペクター（中央3勝）も
ノーザンファーム産で父はカンパニー。

で、カンパニーとオウケンブルースリは
血統的には共通する部分が多く、
しかもムーンフェイズの産駒6頭中、
中央勝ち馬はこの2頭のみ。

加えて中央3勝の母ムーンフェイズに
カンパニーやオウケンブルースリという
種牡馬選択（配合）をするセンスが
ノーザンファームの凄さたる所以だと思う次第。

日高の面々は、とかく社台さんのことを
生産規模が違う（＝数打ちゃ当たる）みたいに言いますが
配合を熟考し、そこに確固たる育成を施せば
こういった活躍馬が出るというのを認識してほしいですね。
（セリで売れればいいというのでは…）

近年の種牡馬導入ラッシュの中、
今日の3R・3歳未勝利を勝った
キモンプリンス（父キモンノカシワ）じゃないですが
日高にはまだまだポテンシャルのある種牡馬が
数多く眠っていると思いますよ…。

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トニービンの系統はやっぱり走りますね。
トーセンジョーダンは要注目か…。