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2018/01/25 11:57

BRFとCVF、もっと配合を…

以前に調べた限りでは、個々の生産牧場が
総賞金5000万円以上獲得する馬を輩出する確率は
良くても10%程度で、ほとんどが一桁台です。

ちなみに総賞金5000万円としたのは
馬の購買から中央入厩で5〜6歳ぐらいまで走って
採算の取れる個人的な目処です。

netkeiba.comのデータベースで

競走馬
詳細検索
生産者 ノーザンファー
年齢 4〜8歳

は、2018/1/25現在、2029頭で
総賞金ごとに区分した頭数の内訳は

1億円以上 … 104頭(5.1%)
5000万円〜1億円 … 166頭(270頭 13.3%)
3000万円〜5000万円 … 198頭(468頭 23.1%)
1000万円〜3000万円 … 369頭(837頭 41.3%)

社台SSのトップランキング種牡馬と
良血の繁殖牝馬を導入し、
広大な牧場で大規模生産をして
整った施設と優れた人材をもって
充実した育成を施しても
累計するとこのレベルの数字なのです。

これは「種牡馬」でもほぼ同じで
同じく
netkeiba.comのデータベースで

競走馬
詳細検索
父 ディープインパクト
年齢 4〜8歳

は、731頭で
総賞金ごとに区分した頭数の内訳は

1億円以上 … 58頭(7.9%)
5000万円〜1億円 … 68頭(126頭 17.2%)
3000万円〜5000万円 … 72頭(198頭 27.1%)
1000万円〜3000万円 … 154頭(352頭 48.2%)

ディープインパクトのような名種牡馬でこのレベルです。

これを踏まえてBRF・CVFの生産を考えてみると
アイルハヴアナザーがどんなに頑張っても
各世代で走る馬はほんの数頭しかいないというのは
改めて言うまでもありません。

で、ここで考えるべきなのは
自家の繁殖牝馬に
一斉に決まった種牡馬を配合するという生産手法。

繁殖牝馬に恵まれているディープインパクトでさえ
5000万以上稼ぐ馬を輩出するのは、5頭に1頭未満です。

確率は母数が大きくなるほど、統計に近づきますが
BRFやCVFが果たして
同じような「母数」(と「質」)と言えるでしょうか?

無論、確率ですから誤差はありますが、
その誤差をより減らす、
または確率を上げるのに必要なのが
配合だと思うのです。

なぜなら配合の考え方は
主に過去の(出現)確率がベースです。

出来る限り失敗を回避し、
成功を導くための組み合わせを
考えるのが配合だと思うのです。

BRFやCVFの「配合」を見ると
そりゃなかなか走らんでしょう…となるのです。

社台・白老ファームの
ドリームジャーニー(からのオルフェーヴル)の生産は
ノーザンテーストの4×3がもたらした
単なる偶然だったのでしょうか?

トーセンホマレボシ
カンパニーオウケンブルースリからでも
重賞勝ち馬や堅実な2〜3勝馬を輩出する力は
単純に生産・育成の規模や
繁殖牝馬の質ではないように思うのです。

岡田さんは常々
「種牡馬を当てるのが重要」と仰っていますが
当てるためにもっと重要なのは
その「配合」だと思うのです。

日高にはかつてテスコボーイという
優秀な種牡馬がいました。

で、その後どうなったかは…(-_-:)

パーソロンからシンボリルドルフが出たのは
単なる奇跡だったのでしょうか…。

モーリスオルフェーヴルの基礎となった
メジロ牧場の繁栄(と衰退)は
単なる一過性だったのでしょうか?

3年目の産駒までに重賞勝ち馬を輩出した
アドマイヤマックスロージズインメイ
もっといい種牡馬になれるはずです。
(あぁ〜テレグノシス…)

ジョーカプチーノが心配。

日高は今でもやっぱり「種牡馬の…」です。
(繁殖牝馬も…)

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