AmerigoとHornbeam

Amerigo≒Hornbeam

・Nearco
・Hyperion
・Point Duty

の3血脈が共通という相似の血のクロス。

Point DutyがAngelica＝St. Simon 4・4×4で
NearcoとHyperionのSt. Simonを継続するところは
Nearcticと同じパターン。

＜Hornbeam＞
トニービン
キングカメハメハ、

＜Amerigo＞
Silver Hawk（〜グラスワンダー）
ノーザリー

HornbeamのNearcoは、
Nasrullah（Lady Josephine）経由なので
Nearcoよりもスピードが強化され、
ナスペリオン的な斬れもある。
一方、Amerigoは、
Hurry Onの力強さを受け継いでいるので
相似な血の関係でも微妙な違いはある。

そんな「Amerigo≒Hornbeam」のクロスは
NasrullahよりはHyperion的な雰囲気で
先行から早めに抜け出すと
なかなか抜かせないしぶとい強さというイメージですが
それとは別に案外、
末脚の斬れもしっかりしている印象。

恐らくAmerigoでもSilver Hawk経由だと
RobertoのRoyal Charger≒Nasrullah 3×3で
ナスペリオン的に効いているのだと思う。

テスコボーイは
Nasrullah、Hyperion、Hurry On だ。

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今年のダービーには
Amerigo≒Hornbeamが2頭出走する。

グレイル（父ハーツクライ）
ステイフーリッシュ（父ステイゴールド）

どちらもシルバーレーン牝系の出身。

ここまでの勝ち鞍を見る限り
やはりある程度好位につけて
直線早めの勝負で押し切る競馬が多い。

しかし先行馬が多い今回のダービー。
まともに勝負を挑んだのでは
共倒れの可能性もある。

但し、グレイルは
ハーツクライ産駒特有の
持続的な斬れも兼ね備えたタイプ。

皐月賞では出遅れて位置取りを悪くしたものの
直線一気の追い込みで
ステルヴィオ、キタノコマンドール、ワグネリアンといった
上位人気馬と互角の末脚で6着に食い込んだ。

今回のダービーに出走する
ハーツクライ産駒4頭の中では最有力だろう。

そして岩田騎手は皐月賞で
この馬の瞬発力をインプットしたはず。
こういう時の岩田騎手は要注意だ。

あとはスタートとその後の位置取り次第。

今年のクラシックで不発のディープインパクト勢が
上位人気を占める中、
さらに影を潜めるハーツクライ勢が
東京・芝2400ｍに「距離延長」となって本領発揮か！？

シュヴァルグランのイメージで…。

思い切ってこの馬を◎で馬券は単複のみ。
またはワイド、三連複の1頭軸で流すかな…。