ワグネリアンの前にワールドエース

今年の春のクラシックは
オルフェーヴル、ロードカナロアという
2頭の新種牡馬の産駒が
近未来にディープインパクトやキングカメハメハと
新旧世代交代をも予感させる活躍でした。

一方、明日から新たに2018-19シーズンがスタート。
今年度の新種牡馬も数は揃いましたが
比較的地味なラインナップ感は否めません。

ジャスタウェイ
ベルシャザール
グランプリボス
トーセンジョーダン
トゥザグローリー
パドトロワ
シビルウォー
トーセンラー
ダノンバラード
レッドスパーダ
サンカルロ
サダムパテック
ダンカーク
ケープブランコ

このメンバーですと
恐らく2歳戦の勢力図は
ほぼ変わらずといった印象です。

注目したいのは、
この次の世代（＝1歳、2017年産）

キズナ
エピファネイア
ゴールドシップ

という人気と実績を伴った新種牡馬が
既にスタンバイ中。

今年のクラブ募集では
恐らくこの3頭の産駒の
取捨選択が悩ましいところかと。

で、こういう世代には
往々にして二番手グループにも
当たりの種牡馬がいるものです。

そこでまず注目なのが、ワールドエース。

福永騎手が
ワグネリアンのような騎乗をしていれば
ダービーを勝てたのでは！？
と掲示板が荒れ気味なのはさておき、
種付料が50万円と
リーズナブルに抑えられたことで
初年度産駒80頭というのは
それなりの勢力でもある一方、
母マンデラがドイツ血統だけに
今のうちに配合の予習はしておきたいところ。

ちなみに現時点でクラブ募集は僅かに5頭。
セリ市場上場予定も今のところ5頭のみ。

恐らくはサマーセールで多く上場となるのかな？


サンデーレーシング
・ヴィヴィッドカラーの2017（牝 ダンスインザダーク）1400万円

ヒダカBU
・ゴーファイトウィンの2017（牝 エンドスウィープ）1000万円
・ブライトエルフの2017（牝 ブライアンズタイム）900万円

G1レーシング
・シーザシーの2017（牝 Lemon Drop Kid）1200万円

ウイン
・グランクリューピサの2017（牡 ヴィクトワールピサ）1400万円

7/09 セレクトセール2018（1歳）上場
・ティッカーコードの2017（牝 Giant's Causeway）
・ミスエアクラフトの2017（牡 Marquetry）

7/17 セレクションセール2018（1歳）上場
・オブザーヴァントの2017（牝 Capote）
・プルーフオブライフの2017（牡 Vindication）

8/20 サマープレミアムセール2018（1歳）上場
・ルビウスの2017（牡 ジャングルポケット）