Sadler's Wells、Danzig、そしてStorm Cat

Justifyが
1977年のSeattle Slew以来、
41年ぶり無敗の米三冠達成！

クールモア（Michael Tabo、Derrick Smith）が
現役時途中に共同保有し、
アッシュフォードスタッドでスタッドインさせた
Scat Daddyへの先見の明が証明されましたが
祖父ヘネシーは、2001年にシャトル来日、
そして父ヨハネスブルグは
日本で供用されているんですよねぇ〜。

いずれにせよStorm Cat父系の継続は
ヘネシーとGiant's Causewayの分岐に
絞られつつあるように思います。

と同時に次世代の種牡馬と配合において
Storm Catの重要度が
日本でも一段と高まった感じがします。

今のところ日本での直系はヘネシー分岐で

ヨハネスブルグ
ヘニーヒューズ

この二つが主流。

但し、日本の芝では重厚でパワー過多のため
ダート、短距離系というのが
父系としての多くの方のイメージだと思いますが
母の父Storm Catとしては
既に有力種牡馬の一角を形成しており、

ロードカナロア 2014〜
キズナ 2016〜
カレンブラックヒル 2016〜
エイシンヒカリ 2017〜
サトノアラジン 2018〜

というように
特にサンデーサイレンスやSecretariatのしなやかさや
In Reality、Eight Thirtyの米血スピード増幅によって
芝馬へと変換された
Storm Catの潜在能力を垣間見る感じで
血統表内で世代が後退するにつれ
一段とその良さが出てくるのではないかと思われます。

Storm Cat×スカーレットブーケ
↓
http://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?sire=0000337102&broodmare=0000213918&x=39&y=20

現役馬でも

リアルスティール
モズアスコット
ジェネラーレウーノ

そして

ミスターメロディ

は種牡馬入りの可能性十分ですね。

って2億円募集のMuravkaの2016も
現役成績関係なく、種牡馬狙いか！？


個人的には、スズカコーズウェイに注目。

グランド牧場（やスズカ系繁殖牝馬）以外での種付が増えれば
配合次第で芝の重賞クラスを輩出すると思うのです。

スプリングマンボの2017、1200万円。
母が高齢じゃなかったらなぁ〜。