Pocahontas、再び…

Pocahontasといえば今では

Pocahontas（牝 1955 Roman)

の方が一般的で
フォーティナイナーやHoist the Flagにある
Tom Rolfeの母ということで
かなり浸透していると思いますが
血統に詳しい方であれば

Pocahontas（牝 1837 Glencoe）

Stockwellの母だったり
St. Simonの母父母といった
歴史的名種牡馬に内包され、
こちらのほうが実は凄い
という感じではないでしょうか。

ですから必然的に
名牝の中にもそのクロスが見られ

Selene　…　Pocahontas 5・6×8・8・8・5
Sceptre　…　Pocahontas 5×5

だったりします。
そしてSceptreの分岐Maid of the Mistは

Pocahontas　6・6・6×6・6

というPocahontasの多重クロスで
さらにMaid of the Mistは、
Sunstarとの組み合わせで

Buchan
Craig an Eran（〜Admiral Drake、Turn-toの母の父）

を通じて
現代の血統の中に深く組み込まれています。

Roman≒Admiral Drake

このニアリークロスは
ディープインパクトやブライアンズタイムで
お馴染みかと。

ちなみに Hail to Reason は、
Maid of the Mist 5×6、
スピードシンボリの母スイートインは
Maid of the Mistの6×6・5です。

そして現代のPocahontas（父Roman)も
Buchan 3×5 で
Maid of the Mist 5×7 が内包されています。

で、もう少し続く（次の「ひとこと日記」に…）