3歳未勝利戦終了…(T_T)

先週で夏競馬＝3歳未勝利が終了。
（スーパー未勝利はまだありますが…）

この世代（2015年産）は、
ウインとラフィアンで4頭出資しましたが
全て「未勝利」で終了という散々な結果に (-_-;)

ウインレーヴドールは、
未勝利のまま中央現役続行で
500万下を使っていく予定ですが、
マイネルトワイス、ウインソリティア、ウインルーカスは
登録抹消で引退となりました。
（そして、すべてオークション行き…）

私もラフィアン（とウイン）で
これまで17世代にわたり
一口出資を続けていますが、
1頭も勝ち上がれなかったのは
この世代が2回目で
しかも複数頭に出資した世代では
初めてのこと。

特にこの世代は
4頭も出資して未勝利ですからねぇ〜。

1頭当たりの損失は少ないですが
4頭にもなると結構なダメージで
「7500万円募集の馬」が未勝利だったのと
結果的には同じ。

これでは4頭に分散して
リスクヘッジしている意味がありません。

で、酷いのはウイン。
この世代は1勝するのがやっと…といった状況で
これではいくら締切間際まで育成を見極めても
そもそもの「素材」がダメだったということ。
実に時間の無駄です。

特にウインレーヴドールやウインルーカスが
勝てなかったのは大きな誤算。

一方、マイネルにしても
この世代は過去最弱といっても過言ではなく
私の出資馬マイネルトワイスにおいては
2歳時、輸送中に負った坐骨骨折は
能力的に大きな影響があったと確信しています。
（こんなの担当者の不注意ですよ！）

それはさておき、
昨今の活況なセリ市場では
良血（良質？）馬は上場前に買い手がつくか
高額での入札を余儀なくされることになり
それ以外の方法では
大きなリターンを求めるのは難しく
自ずと自家生産に依存せざるを得なくなります。

しかしながら生産において
私の基準である
「生涯獲得賞金5000万円以上」を輩出できる確率は
比較的生産規模のある大手の優秀な牧場でも
概ね生産頭数の10％前後。

つまり100頭生産して10頭ぐらい
日高では5％でも御の字というのが実情です。

こうなってしまっては
CVFのような生産規模ではジリ貧になる一方で
特に育成よりも仕入（＝生産・購買）において
抜本的な対策を講じない限り、
回復を期待するのは難しいように思う次第。
（それなのに今年の価格設定には失望しました）

これまでの対策の柱が「新種牡馬導入」でしたが
もう幾度に渡り失敗を重ねてきたのは周知のこと。

私も素人ながら「この配合では…」と思うこともままありますし、
結果もその通りになることのほうが最近はほとんどです。

若い時期から鍛えて勝ち上がる時代は
もう終わったと思います。

それ以上に生産格差が大きくなったのです。

競走馬といえども農業ですし、
「配合」は家畜の品種改良と同じこと。

もっと深く考え、
試行錯誤する必要があるように思います。

ゴールドシップの動向を見極めた末、
私としても今後の方針を決めるべき時期に
いよいよ差し掛かっているように思う今日この頃です。