オルフェーヴル以降、日本馬のトップクラスのレベル低下

3歳世代の出資馬が全て未勝利で終わり
意気消沈気味な昨今ですが、
続く2歳世代も出資馬3頭のうち
既に2頭がデビュー。

しかし…(-_-;)

ウインバイタル　…　初戦12着（2戦目7着）
マイネルロングラン　…　初戦13着

と散々なデビューで
私の過去の出資経験と
デビュー戦のレース内容を振り返ると
仮にこの先、運よく勝ち上がったとしても
上のクラスでは微妙な感じ。

それにウインには
真打的な2歳馬はもういない印象で
この世代も厳しいのではないかと思います。

それはともかくとして
ここまでにデビューした
中央地方2歳馬全体を見渡しても
個人的には「モノが違う」という逸材は
まだいない（orデビューしていない）ように思います。

無論、カテドラルやヴェロックスなど
来年のクラシック候補という2歳馬はいますが
大物感はなく、全体的に小粒で
数年に一度というレベルではありません。

一つ上の代も似たような印象。
ワグネリアンも古馬との対戦となるとどうでしょうか。
（ただ古馬勢にも抜けた存在はいませんが…）

ディープインパクトやハーツクライといった
サンデーサイレンス直仔の種牡馬も
高齢となりそろそろ世代交代とはいえ
まだ後継種牡馬にも抜けた存在はおらず
生産界全体がカオスな状態。

しかもサンデーサイレンスも代が後退すると
それぞれの種牡馬ごとに血統背景が異なり
自ずと配合のベクトルも異なりますから
それをしっかり認識したうえで
種牡馬選択をしないと
走らない馬を量産しかねません。

逆に配合が上手く嵌れば
日高の生産者でもチャンスが巡ってくる可能性十分。
（いや、その逆かもしれませんが…）

こんなときこそ血統や配合をしっかり見極めて
出資にしろ、POGにしろ
いい馬を選びたいと思うのですが
なかなか難しいのが現実。

金子さんも確かに凄い相馬眼ですが
近年はもっとその上（＝ディープ、キンカメの次）を狙って
試行錯誤を繰り返している印象です。

個人的には、
これまで「サンデー系」という括りで
物事を多く考えてきたこともあって
どうもそれ以外の血統の配合の勘所と
サンデーとの関係性を考えていくと
これってどうなのかなぁ〜と
悩みは深まり
そしてそこにサンデークロスが
混迷に拍車をかける秋になりそうです。

少なくともサンデークロスの有効性を理解するまで
静観するほうがいいのでは…とさえ思う今日この頃です。

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画像はエスケンデレヤ
この種牡馬、ブレイクすると思うんだけどなぁ〜。