2018年社台SS供用種牡馬の種付け頭数（4118頭）

2018年社台SS供用種牡馬の種付け頭数（4118頭）

左から、種付頭数、種牡馬名（■は新種牡馬）、前年比

294　ロードカナロア（＋51）
290　ドゥラメンテ（＋6）
245　モーリス（−20）
243　ルーラーシップ（＋3）
220　エピファネイア（＋10）
212　ハービンジャー（＋48）
207　ドレフォン■
197　ディープインパクト（−34）
174　ハーツクライ（−2）
170　イスラボニータ■

159　ミッキーアイル（＋12）
152　キズナ（−60）
148　ジャスタウェイ（＋27）
136　オルフェーヴル（−55）
136　ダイワメジャー（−25）
130　キタサンブラック■
128　キンシャサノキセキ（＋10）
122　キングカメハメハ（−10）
118　サトノアラジン■
103　クロフネ（＋37）

97　ロゴタイプ■
93　エイシンフラッシュ（−51）
86　ディープブリランテ（−62）
55　フェノーメノ（−32）
52　リーチザクラウン（−46）
48　ノヴェリスト（−63）
46　スピルバーグ（−12）
36　リアルインパクト（−76）
21　ドリームジャーニー（−15）


2022年のクラシック勢力図(!?)は
こんな感じです。

で、200頭超えの上位7頭のうち

ドゥラメンテ
モーリス
エピファネイア
ドレフォン

この4頭だけで800頭近く、
近年の国内生産頭数が7000頭前後ですから
約1割を占めます。

しかし産駒は
まだデビューすらしていません。
ドレフォン以外は
サンデーサイレンスのクロスを持つ産駒も
きっと多いことでしょう。
かなり未知、不確実の領域。

そういう意味で先駆けとなる
エピファネイア産駒の動向には
注目したいところです（＝2020年3歳）

加えてドレフォンの
いきなり207頭には驚きました (ﾟдﾟ)!

Storm Cat系というのは留意したいところ。
クールモアは、
Storm Cat〜Scat Daddy系に
注力していますし
日本でもStorm Cat〜ヘネシー系は
すでに動意づいていますので
今後、さらにStorm Cat直系の注目度は高まりそう。

ハービンジャーは、
供用8年目にして再び200頭台復活。
もう不動の地位を得た感じ。
この種牡馬をここまでに育てたのは
社台グループの功績でしょう。
日高だったら恐らく
アイルハヴアナザーっぽくなったと思います。
（いや、コンデュイット？）

ディープインパクト系は
キズナ、ディープブリランテ、リアルインパクトの大幅減を
サトノアラジンでは吸収しきれませんでした。

ミッキーアイルが事実上の後継筆頭な印象です。
やっぱりMy Bupers〜My Julietの効果絶大でしょう！
（来年はリアルスティールに人気集中か…）

一方のキングカメハメハ系は安泰。
こうなると長期的視点に立って
キングカメハメハ内包牝馬に合う配合（種牡馬）を
見出す必要がありますね。
個人的には
ハーツクライ系が怪しい…と睨んでいます。

で、そのハーツクライ後継はジャスタウェイのみ。
しかも2歳戦の活躍を見る限り
来年、再びの200頭超えは必至でしょう。
スワーヴリチャードの引退時期（＝社台SS入り）が
これで早まるかもしれません…。
（シュヴァルグランは中距離でのスピードが…？）

オルフェーヴルの55頭減は意外な感じもしますが
産駒のセリでの落札状況を見る限り、
種付料に対しての費用対効果を考えると
マーケットブリーダーには不人気なのかもしれません。
ステイゴールド系はやや衰退の気配…。

ノヴェリストもさすがに厳しいですね。
日高に放出しても恐らく放置状態になるでしょうから
もうドイツ？に戻してもいいかもしれません。

ダイワメジャーは後継輩出がそろそろ正念場ですね。
でも母系に入っていい仕事をしそうな感じです。

ロゴタイプ、頑張りましたね！(^_^)