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2018/10/25 01:57
ドミナートゥスの Pretty Polly
先週の甲斐路Sを勝ってオープン入りした
ドミナートゥスは、
ルーラーシップ×フジキセキという配合ですが
このパターンは
3〜4歳に22頭産駒が居て
そのうち9頭が中央勝ち馬。
さらに2勝以上挙げた
賞金上位の4頭は以下の通り。
(馬名 … 戦績、獲得賞金)
ドミナートゥス … (4.3.0.0)5,696万円(サンデー:3600万円)
タガノグルナ … (4.0.0.13)4,924万円
ウラヌスチャーム … (3.3.0.4)4,591万円(G1:2000万円)
ブライトムーン … (2.1.0.9)2,698万円
これでドミナートゥスが重賞を勝てば
この配合の注目度も一段と高まりそう。
ちなみにドミナートゥスや
ウラヌスチャーム、ブライトムーンの母は
Secretariat持ちですから
フジキセキのMillicentと相まって
Bold Ruler+Princequilloのクロス持ちというのは
留意しておきたいですね。
(特に芝適性も含めて…)
以下の未出走馬4頭も同様です。
スイートウィスパー
ブラックヘイロー
クロフォードの2017
ミラクルワウの2017(Sir Gaylord)
さらにドミナートゥスに関しては
父:ルーラーシップ
母の父:フジキセキ
母の母:Northern Dancer系(または内包)
という
3/4 Northern Dancer
1/4 異系(しかもサンデー系)
のパターン。
そして
ここが今回のテーマである
5代母Glancingの
Pretty Polly、Miranda 8・7×9
という薄〜いクロスと
Sybil's Niece≒Nearctic
(Hyperion+Sister Sarah=Lady Angela、Nearco)
というのが
ルーラーシップのノーザンテーストで
覚醒したのかなぁ〜と。
(ま、他の要因の方が大きいかもしれませんが…)
でも、この母系の他の活躍馬を見ると
ボールライトニング(ダイワメジャー)…2勝、京王杯2歳S
ニシノラッシュ(サクラバクシンオー)…5勝
てな具合に父はノーザンテースト持ち。
一方、他の種牡馬産駒は
せいぜいで中央1勝までといった感じですから
差はあるように思います。
かなり重箱な各論ですが
こういうところが
重賞級と条件級の差であることは
幾度となく感じてきましたので…。
ちなみにこの母系の馬ではありませんが
マイネルエテルネルも
祖母Silca-Cisaが
Great Nephew 3×3
Worden 5×4・5
母の父Piccoloも
Donatello持ち。
で、父TamayuzもDonatello2本持ち。
もちろん本馬もこれが全てではないですが
やっぱり侮れないと思うのです。
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上記のミラクルワウの2017は
Hillary 7×5(母系)…Hillaryは、Black Ray 3×4
Red Ray、Khaled≒Aimee 7×8・8・6
こういうクロスの重ね方、興味深いところです。
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アゴ太郎さん
タガノグルナには母母ヴァイオレットラブにTourbillonのクロスがあり、柔らかくするのに一役買ったものと思われます。
母父フジキセキだとIn Realityのパワーに振れてしまうと思っているので、如何にに柔らかさとスピードをボトムラインから補給できるかが大事だと思っています。
スイートデルマー90さんがおっしゃる、Bold Ruler+Princequilloが打率的な意味で最大のポイントではないでしょうか。
Pretty Polly様がそこに入ると、さらに上を狙えそうですね。
ミラクルワウの2017は母母トリプルワウのRoyal Charger×Princequilloが2本あり、期待ができると私も思います!
Pretty Polly様が入っていればもっと良かったのになぁ。 -
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