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2018/11/29 12:28

1/4異系としてのサンデーサイレンス

いつもならジャパンカップが終わって
今年も最後の中山開催、
そして有馬記念へ…という週なのですが
アーモンドアイのあの圧勝劇を見てしまうと
もう年度代表馬確定で
それこそ有馬記念に
オジュウチョウサンが出走して勝つぐらいしか
もう驚きというか感動というか
ジャパンカップ以上に
感情を動かされることはないでしょう。

そんなアーモンドアイの強さ(というか速さ)を
今さら配合的に云々というのは無粋ですが

ロードカナロア
GraustarkHis Majesty 7×5
SecretariatSyrian Sea 5×6

そこに中核となる

Nureyev 5×3
(=Special 6×4)

トライマイベストロッタレース 5×2
(=Sex Appeal 6×3 =Buckpasser 7×4)

という欧州的な二大名牝系Northern Dancer
濃厚なクロス(+Storm Cat)の対極に
母父として「サンデーサイレンス」が
「1/4異系(しかも血量25%)」として鎮座するのが
やはり一番大きいのではないかと思う次第。

ジェンティルドンナキタサンブラック

1/4 サンデーサイレンス(血量25%)
3/4 Northern Dancer(この2頭はLyphardクロス)

この観点ではロードカナロアというより
サンデーサイレンスの傑作というべき1頭かと。

ちなみにステルヴィオ

ロードカナロア

母父 … Northern Dancer系(Fairy KingNureyev)
祖母 … 父サンデーサイレンスで非Northern Dancer

で、こちらもサンデーサイレンス
「1/4異系」という配合ですが血量は12.5%に後退。
この辺りが距離適性(と瞬発力)に
微妙に影響しているのではないかと…。

閑話休題。

一方、母フサイチパンドラ
サンデーサイレンスのラストクロップで既に15歳。
(2003年産の牝馬は他にアドマイヤキッスなど53頭)

そしてサンデーサイレンス牝馬の多くは
高齢であるのは否めない。

ロードカナロアの前途は安泰かもしれませんが
クラシックディスタンスという観点で
「母父サンデーサイレンス」という重責を
どのサンデー後継種牡馬が担うのか、
そこが焦点ではないかと思うのです。

またはサンデー系以外の全く別の種牡馬なのか!?

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  • アゴ太郎さん

    文章途切れてすみません。
    実際、フサイチパンドラもキングカメハメハとの配合でダート馬を2頭出してますし、ロッタレースもSSとの間にダート勝ち馬を出してます。

    パワー系芝適性牝馬、というのを頭に入れて、ロードカナロア産駒の配合を見たいと思います。

    2018/12/01 00:08 ブロック

  • このはさん

    素人なのでおばかな感想ですいませんw
    ものすごく面白いです!!

    2018/11/30 22:00 ブロック

  • このはさんがいいね!と言っています。

    2018/11/30 21:59 ブロック

  • スイートデルマー90さん

    >>アゴ太郎さん

    ロードカナロアは、
    母レディブラッサムの遺伝が強いんでしょうね。
    特にSecretariat、Syrian Sea 4×5 が
    影響しているのかもしれません。

    そのスピードを活かすのであれば
    頑強な血統を補強して
    パワーマイラーを目指す配合は順当かと思いますが
    クラシックディスタンスというベクトルで
    さじ加減の難しい種牡馬だという印象なのです(^_^)

    2018/11/30 10:40 ブロック

  • スイートデルマー90さん

    >>KAGA-1さん

    母父サンデーサイレンスは、2011〜2014年までの4年間
    出走頭数が900頭台とピークでしたが、
    その後、徐々に減って昨年は697頭、今年はここまでで598頭。

    それでも2位以下のBMSを見るとせいぜいで350頭ぐらいですから
    まだかなりの開きはあるように思えます。

    今後の出走頭数の伸びも鑑みると
    ポストSSはシンボリクリスエスよりも
    キングカメハメハがやはり順当かと思う次第です(^_^)

    2018/11/30 10:21 ブロック

  • アゴ太郎さんがいいね!と言っています。

    2018/11/30 08:13 ブロック

  • アゴ太郎さん

    母父にSS使った馬で言うと、賞金が2位と3位の馬にStorm Birdのクロスがあるのは重要だと思っています。
    ノーザンテーストに似た配合を持つこの競走馬は、基本的にはダート馬を輩出した力馬で、Storm Catの父として有名。
    他にもDanzig、Nijinskyなど、Northern Dancer×Bull Dog的な馬がボトムラインにいることが多い気がします。

    ただ、SSに限らずロードカナロアにはパワーを補完する事が大事なようで。
    賞金上位11頭(未出走1頭)では、母の競争成績でダートを走ったことがある馬が8頭いました。これは芝適性を持ちつつ、砂でも走れるかもしれないという可能性を関係者に感じさせるほどパワーがあった、という事の表れではないでしょうか。(ダート使った後も芝に戻ったりしてるので、芝がダメでダートを使った印象もないです。)
    実際、フサイチパンドラもキングカメハメハとの配

    2018/11/30 08:13 ブロック

  • KAGA-1さん

    何年頃、SSがBMSリーディング1位から陥落する年が来るんでしょうね?
    ディープインパクトはそのうち来るんでしょうけど、何かが両者の間を繋ぐ年もありそうですし…
    個人的には(ただ何となく)シンボリクリスエスが、2年くらいあるかなと思います。

    2018/11/29 23:58 ブロック

  • KAGA-1さんがいいね!と言っています。

    2018/11/29 23:57 ブロック

  • スイートデルマー90さん

    >>カネツクロスさん

    Secretariat全兄弟(または≒Sir Gaylord)クロスの課題は
    スピードを劣化させずに
    如何にして距離を延ばすか…に尽きるでしょうね。

    2000mまでは何とかなりそうですが
    そこから先が難しいところです。

    2018/11/29 17:53 ブロック

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