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2018/12/05 11:21
生産馬と購買馬
今年も残すところ1ヶ月を切りましたが
ラフィアン、ウインの低迷は
一向に回復の兆しがありません。
ラフィアンの中央勝ちはここまで50勝。
2015年の57勝より低いレベルで
さらに遡れば2000年の59勝まで
「年間50勝台」はありません。
重賞勝ち「ゼロ」も2002年以来のこと。
言うまでもなく馬主ランキングは現在9位。
1991年の10位以降、最も低い。
一方、ウインは
2012年から現体制での導入馬が走り始め
今年で7シーズン目となりますが、
中央での年間出走数は
2018 434(12/2現在)
2017 468
2016 497
2015 473
2014 419
2013 328
2012 290
というように頭打ち状態で
これは下級条件馬の出走制限や除外が
影響しているのではないかと推測されます。
(=入着できないのでレースに使えない)
BRFとCVFでは生産規模も違いますので
不振の原因は一概には言えませんが
大半の方が指摘する
アイルハヴアナザーの失敗
にあるのは間違いないところでしょう。
でも果たして
そこが一番の問題なのでしょうか?
少なくとも数字的には
コンデュイットよりはいいですし、
それ以前の自家種牡馬が成功したとも言い難い。
それに今年のラフィアン2歳勝ち馬12頭のうち4頭は
アイルハヴアナザー産駒ですし…。
やはり一番の要因は
近年のセリ市場高騰での
仕入れ難による「購買馬の不振」ではないかと。
直近10年のラフィアン重賞勝ち馬を見ると
圧倒的に「購買馬」です。
そして裏を返せば「生産馬が走らない」ということ。
岡田(繁幸)さんの
相馬眼の実績は言うまでもありませんが
生産者としては
これまで導入してきた種牡馬、配合なり
そして何より生産馬の実績を鑑みるに
個人的には特に優位性は感じず、
日高の同規模牧場並みだという認識です。
ゆえに生産馬が
5000万円以上獲得する確率は
生産頭数に対して平均5%前後、走っても7%ぐらい。
具体的には、生産50頭に対し2〜3頭です。
4頭買ったら
必ず1頭はハズレという数字なのです。
こういう状況下において出資で考えるべきことは
頭数によるリスクを抑えて、
若い繁殖牝馬から振れ幅の大きい血統(配合)馬。
ノーザンファーム系クラブのように
「当たり=G1ホース」
という構図ではない以上、
高額馬への出資は避けるほうが賢明。
で、今のところの結論(マイルール)が
募集総額2000万円以下
出生時、母15歳未満
出資は2頭まで
という条件での出資馬選択なのでした。
過去に未勝利で終わった出資馬の
出資段階での自分のメモを見ると
大方、自己都合的な解釈で
マイルールから逸脱した出資に踏み切っています。
(それ以外は喉鳴りでの未勝利)
1勝ぐらいはできるでしょう…\(^o^)/
これが一番危ないのです。
ウインソリティア、ウインロノ…orz
一方、血統(配合)も馬体も育成も厩舎も
十分吟味し納得して出資した馬は
悪くとも未勝利では終わっていません。
ウインの募集終了まであと2ヶ月弱ですが、
この期間、如何にして不要な「衝動」を抑えるか…。
自分への戒めという意味も含めて
記しておこうと思った次第なのです。
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ダノンバラードは私でも
そこそこ走ると思ったものです。
日高SS閉鎖の時に買っとけば…。
↓
日高スタリオンステーションが年内で閉鎖
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=105328 -
>>セキゴンさん
以前ならそれこそウインテンダネスのように
マイナー種牡馬の産駒でも
いい配合だったり馬体がいいと
思いがけず走ることもありましたが
最近は全くといっていいほどノーチャンスで
もうお手上げ状態です ┐(-_-)┌
ゆえにゴールドシップの先行きが心配です。
初年度産駒の動向を見る限り
走ってくると思うのですが…。 -
>>カネツクロスさん
良質の外国産種牡馬の導入は
社台SSでも近年は苦戦していますから
まぁ〜こんなもんだと思います。
むしろ内国産でいい種牡馬が
まだ日高に埋もれているのではないかと
でもそれより
まずは繁殖牝馬の更新が必要でしょうね。
それと生産(というか配合)。
岡田さん独自のノウハウがあるのかもしれませんが
結果が出ていないのは事実ですから
何かが違うはずです。 -
セキゴンさん
激しく同感です。
ラフィアン、ウイン最近ではノルマンディーの低迷は目を覆うばかり。
出資比率を下げるしか対策が思いつきません。
と言いながらラフィアンに出資してしまいましたが(笑)
自家生産馬の質の悪さについて対策を聞いてみたいです。 -
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