1260件のひとこと日記があります。
2019/07/08 12:43
伸び悩むスクリーンヒーロー
今やBRFグループの主戦となりつつある
種牡馬スクリーンヒーローですが
ウインの募集馬に限れば
ウインオスカー
ウインスラーヴァ
ウインゼノビア
(3頭とも購買馬ですが…)
そして2歳は生産馬の
ウインカーネリアンが勝ち上がり
ウイングレイテストも
次走は勝機が期待されるデビュー内容。
1歳もウインアキレアの2018が
既に満口という人気ぶり。
しかし産駒全体を見渡すと
感覚ほど走ってないのでは?と言わざるを得ない。
特に種付数が盛り返し始めた
4世代目以降(3〜5歳、血統登録191頭)で
3勝以上の勝ち馬は、僅か5頭のみ。
カッコ内は種付料、種付数、血統登録数、中央勝ち頭数
2014年産5歳(30万円、80-46-15)
トラスト … 札幌2歳S
マイネルパラディ
2015年産4歳(50万円、111-57-11)
ジェネラーレウーノ … 京成杯、セントライト記念
2016年産3歳(100万円、190-88-20)
レノーア
3歳世代だけの比較なら
アイルハヴアナザーとほとんど差はありません(-_-:)
(実感の差はありますが、これが数字の現実)
種付数が増えると走らなくなるのは
如何にも日高らしい…。
これだけ産駒数が増えても
歩留まりが悪いというのは
配合がミスマッチなんでしょう、きっと。
マーケットブリーダーは
種牡馬人気が大事ですからね。
(配合なんて二の次じゃないかと…)
ちなみに種付料だけはさらに高騰し、
2017年産(2歳) 300万円
2018年産(1歳) 700万円
2019年産(当歳) 600万円
これでは
庭先やセリで安く購買するのは、
もう無理でしょう。
それに後継のモーリスの種付料が
父より安い400万円ですし、
さらに新種牡馬導入ラッシュで
日高でも良質の繁殖牝馬の確保は
なかなか難しいかと。
そろそろG1上位レベルの産駒を輩出しないと
種付数100頭割れも現実的に…。
(ちなみに昨年は110頭)