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2019/07/31 14:28
祖父SS系種牡馬の配合パターン(1/4非Northern Dancer≒米血?)
昨日急死したディープインパクトの後継種牡馬が
未だ混沌としていることについて
不安視されていますが
それ以前に
「父系」としてのサンデーサイレンス系自体も
微妙な状況になりつつあるかと…。
- - -
サンデーサイレンス系種牡馬のうち
・ディープインパクト、ブラックタイド(Lyphard)
・ハーツクライ(Lyphard)
・ステイゴールド(ノーザンテースト)
・ダイワメジャー(ノーザンテースト)
・スペシャルウィーク(Nijinsky)
・ダンスインザダーク(Nijinsky)
・ゴールドアリュール(Nureyev、Nijinsky )
の後継種牡馬(以下「父SSND系」)で
父:サンデーサイレンス×Northern Dancer
母:Northern Dancer内包
という血統パターンの場合、
Northern Dancerクロス(のパワー)が主張し過ぎて
SS(というかHalo)の軽さや柔軟さ、
瞬発力がやや伝わりにくい印象。
一方、自身が非Northern Dancerの
・フジキセキ
・ネオユニヴァース
・マンハッタンカフェ
・アグネスタキオン
の後継種牡馬(以下「父SS非ND系」)は
父:サンデーサイレンス×非Northern Dancer
母:Northern Dancer内包または非Northern Dancer
となり自身で
SSかつ1/4(または1/2)非Northern Dancerを構成できるので
配合牝馬が
Northern Dancer内包でも
SSらしさ(特にスピード)は比較的伝わる感じ。
現時点において
祖父SS系種牡馬群の中では
後者の「父SS非ND系」の方が
種牡馬として結果を残している印象です。
キンシャサノキセキ、ダノンシャンティ
ヴィクトワールピサ
ジョーカプチーノ
ディープスカイ、アドマイヤオーラ
また父SSND系でも
ジャスタウェイ
リーチザクラウン
エスポワールシチー
そして
リアルインパクト
ダノンバラード
の場合は
父:サンデーサイレンス×Northern Dancer
母:非Northern Dancer
という配合パターンなので
自身で1/4非Northern Dancerを構成できる
という観点で父SS非ND系と同様。
- - -
それはさておき、
上記「父SSND系」に属する
ステイゴールド系種牡馬の代表馬が
オルフェーヴル
・ラッキーライラック
・エポカドーロ
ドリームジャーニー
・エスティタート
のように
血統表の「1/4」が「非Northern Dancer」
という構成であるのは
留意すべきところ。
ラッキーライラックは
父父:ステイゴールド(SS×ノーザンテースト)
父母:ノーザンテースト
母父:Danzig、Lyphard 、Sadler's Wells
母母:非Northern Dancer
エポカドーロは
父父:ステイゴールド(SS×ノーザンテースト)
父母:ノーザンテースト
母父:非Northern Dancer
母母:Northern Dancer
エスポワールや
シルヴァーソニック、ミスティックグロウも
これと同じパターン。
無論、母父、母母ともにND内包でも
勝ち馬は出ていますが
オープン級という観点では
まずまずの実績ではないかと。
- - -
これらを踏まえて
ディープインパクト後継種牡馬を見渡すと
父:サンデーサイレンス×Northern Dancer
母:Northern Dancer内包
というパターンがほとんどなので
配合の妙味を狙うのであれば
父か母のいずれかが
「非Northern Dancer」
という繁殖牝馬との交配になるかと。
この「非Northern Dancer」については
血統的には様々かと思いますが、
主流は「米血」になるかと思われます。
この1/4非Northern Dancerの部分が
プラスとして作用する
ディープインパクト系種牡馬が
後継として成功するのではないかと睨んでいます。
換言すれば
種付料の安いディープ系種牡馬でも
配合パターン次第では
一発大物を輩出する可能性を
秘めていると思います。
(=あとは配合の「各論」次第)
そして、それこそが
サンデーサイレンスらしさでもあるかと!

- ディープインパクト
- サンデーサイレンス
- ブラックタイド
- Lyphard
- ハーツクライ
- ステイゴールド
- ノーザンテースト
- ダイワメジャー
- スペシャルウィーク
- Nijinsky
- ダンスインザダーク
- ゴールドアリュール
- Nureyev
- Northern Dancer
- パワー
- Halo
- フジキセキ
- ネオユニヴァース
- マンハッタンカフェ
- アグネスタキオン
- スピード
- キンシャサノキセキ
- ダノンシャンティ
- ヴィクトワールピサ
- ジョーカプチーノ
- ディープスカイ
- アドマイヤオーラ
- ジャスタウェイ
- リーチザクラウン
- エスポワールシチー
- リアルインパクト
- ダノンバラード
- オルフェーヴル
- ラッキーライラック
- エポカドーロ
- ドリームジャーニー
- エスティタート
- Sadler's Wells
- エスポワール
- シルヴァーソニック
- ミスティックグロウ
-
>>カネツクロスさん
なので貴殿の仰る「次なる策」として
再びスピード(特に米血?)への回帰なのかな〜と思う次第。
最近のノーザンファームの産駒を見ていると
母が北米重賞馬との配合が多く
余計にそう感じることが多いです。
今週デビュー予定のアルジャンナとか…。
で、核となる「策」が決まれば
あとはそれを具現化するための「配合」だと思います。
「3/4サンデー」というのは
あくまでも方法論(配合)のひとつであり
「次なる策」ではないと思います。
一方、私がミッキーアイルに注目している根拠は
ディープ系種牡馬でも
Haloらしいスピードを維持できているのでは?
と思うからなのです。
だから種牡馬として
他のディープ後継馬とは違うのではないかと。
その予告編がリアルインパクトであり
配合としてはフジマサリアルかな…と思うのです。 -
>>カネツクロスさん
SSのクラシックホースの多くは
SSの血統表で「1/4Hyperion(Hyperion3×4)」である
母母Mountain Flowerを強化しつつも
祖父Haloのスピードを維持できたところに
あの圧倒的な強さがあったと思いますが、
孫の代になると馬格を大きくし、
ストライドと機動力で
スピードに対抗する馬へと
変貌しつつあるように思います。
(以前よりキレが鈍い) -
カネツクロスさん
サンデーサイレンスの強み!成功のツボはやはり非ノーザンダンサーだと思うので!まだ直仔の産駒{ハーツやディープなどは、サンデーを1/4非NDとして使える!更に言うとフジキセキやネオユニヴァース・マンハッタンカフェなどはそもそも非ND!サンデー自体があまりNDを必要とせず、強い馬が出たところがある意味強みだったような気がするのです!そして代を重ねていけば、当然それは失われていくわけで!ディープの後継は、すでにサンデーを1/4非NDとしては使えなくなっているわけで!サンデーの強み!を失った時点で次なる策を練らないといけない!それが3/4サンデーということになるのかな〜なんて!サンデー自体強いクロスも持っていない!ので、母馬の力を引き出しやすいともいえるわけで!サンデーの効力はもうすでに半減している^^さて次どうしますかね〜^^
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カネツクロスさんがいいね!と言っています。