ホッコータルマエのBold Forbes

ナムラナデシコの2018の出資検討の際、
父ホッコータルマエの血統表を眺めていて
最も気になったのが

・Bold Forbes（Irish Castle×Comely Nell）

ケンタッキーダービーと
プリークネスSの米二冠馬で
どちらも逃げ切り。
米国のBold Ruler系らしく
先行力と器用さが特徴でしょうか。

産駒で馴染みがありそうなのは
シーキングザパール、ブルドッグボスの
牝祖バーブスボールド
ソルヴェイグの牝祖Enthraller
ヤマニンシュクル、ヤマニンキングリーの
牝祖ティファニーラスあたりでしょうか。

父Irish Castleの牝祖Erinは名牝系で
詳細はこちら（ひとこと日記）をご覧ください。
↓
2018/07/04 11:23
Equestrian≒Erin

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父Irish Castleの

Bold Ruler
　Tulyar（〜Tehran…Miranda＝Pretty Polly）
　　Menow
　　　Fighting Fox
　　　　Erin（←これ、重要）

母Comely Nellの

Bull Lea
　Blenheim

Commodore M.≒Nellie Flag

という配合を見るにつれ
似たような血統構成を持つ馬が
次々と頭に浮かんできます。

・Doff the Derby(≒Irish Castle）
・Tamerett
・Storm Cat
・サクラハゴロモ
・シュガーハート
・カーリーエンジェル
・スカーレットブーケ

またBold Forbesは
Fair Trial（Fairway、Son-in-Law）との
相性がいい感じ。

上記バーブスボールドやEnthrallerの母は
いずれもLyphardの母Goofedですし、
シュガーハートの血統表を見ていても
似たような配合パターンではないかと。

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ホッコータルマエでさらに興味深いのは
母マダムチェロキーの

Cherokee Dame≒Bold Forbes 2×3
Red God≒Castle Forbes 4×5

といった相似クロスを交えながら
Nasrullah、Royal Chargerの
スピードを凝縮した配合でしょうか。

上記から鑑みると
ナムラナデシコの2018は
なかなか面白い配合。
↓
アンフォイルド≒Saratoga Six（＝タイキパイソン7勝の父）
Tamerett
ナムラビッグタイム（父サクラバクシンオー）

少なくとも平坦小回りの「ダ1200ｍ」なら
一気にスピードだけでも押し切れそうで
馬格もありますし、配合が嵌れば、
2〜3勝クラスぐらいまで期待できるかも…。

キ甲が抜けてくると
父に似てくるんじゃないかな〜。

募集総額 1,000万円（2.5万円×400口）
11/15 測尺
馬体重 505kg 体高 153cm

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Bold Forbesに注目したのは、
他に理由があります。

・バンブーエール

祖母Priceless Fameが
Bold Forbesの全妹で
しかもBlushing Groom持ちなのは
ホッコータルマエと同じ。

JBCスプリントなどダートのみ10勝後、
2012年よりイーストスタッドで種牡馬入り。

ここまで5シーズンで産駒は僅か31頭。
しかもそのうち18頭が
バンブー牧場の自家生産馬ながら
中央出走11頭中3頭が勝ち馬で
その3頭は全て3勝以上！

さらに非サンデーサイレンスのみならず
非Northern Dancerですから
将来、BMSとしても有望！？

こんな優れた種牡馬が
種付料たったの20万円で
ひっそりと日高に埋もれています。

目先、売れないモノには金を出さない。
（先々を見据えた投資はしない…）

これ、今の日本経済と同じ。

そんなようだから
世界から後れを取ってしまうのです。