モーリス×ゼンノロブロイ

コントレイル無敗二冠の日本ダービーも終わり、
今日から2020-2021の
クラシック新年度がスタートします。

17産（3歳）は、

エピファネイア
キズナ
リアルインパクト
ゴールドシップ

新種牡馬の当たり年でしたね。

そして、18産（2歳）は
ロードカナロア、ルーラーシップに続き、
キンカメ後継種牡馬の勢力が
どこまで拡がるか
注目の世代かと思います。

ドゥラメンテ
リオンディーズ
ラブリーデイ
ホッコータルマエ

モーリス

アジアエクスプレス

ミッキーアイル
エイシンヒカリ

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やはりこの中で注目は
モーリスとドゥラメンテでしょう。

特にモーリスは

ジェンティルドンナ
ブエナビスタ
シーザリオ
ヴィルシーナ
レッドリヴェール
リトルアマポーラ
サンビスタ
ドナウブルー

いわゆる「名牝」との配合が多く
産駒の前評判も上々とのこと。

キズナやエピファネイア以上に
お膳立ては揃っている感じで
これで走らなければ、
群雄割拠の昨今の生産界での
生き残りは厳しいかと…。

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モーリスの初年度産駒176頭で
そのうち「母父マル外」の配合は23頭。

ドゥラメンテの80/189頭に比べると少ないのは
非キンカメ系種牡馬で
サンデーサイレンス牝馬とのクロスの多くが
4×3（もしくは4×4）になるからでしょう。

モーリス母父別配合上位
（馬名後の数字は昨年のBMSリーディング順位）

25頭 ディープインパクト 10
11頭 スペシャルウィーク 4
9頭 キングカメハメハ 2（すべてSS持ち）
8頭 アグネスタキオン 5
7頭 ゼンノロブロイ 34
6頭 マンハッタンカフェ 12
5頭 フレンチデピュティ 7

BMSサンデー系ではやや見劣りする
ゼンノロブロイとの配合は興味深いですね。
（BMSサンデー系のみでは昨年9位）

逆に言えば、モーリスが
SSクロスの親和性を
期待されている証しでもあります。

BMSゼンノロブロイにしても
18産114頭中最も種付の多い種牡馬は
ロードカナロアとモーリス（それぞれ7頭）で
この世代のモーリス配合馬の活躍次第で
繁殖牝馬としての存在価値が
上がるかもしれません。

エピファネイア経由ですが
サンデーサイレンス 4×3で
シーズンズギフトが出たのも
追い風になるか…。

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ところでモーリスは、

Northern Dancer 5・5×4・5

とキングカメハメハ以上に
Northern Dancerの濃い種牡馬。
（で、非Mr. Prospector）

ゆえに非Northern Dancerの
ゼンノロブロイ牝馬との配合は
Northern Dancerの緩和が可能ですね。
（1/4 非Northern Dancerとか…）

またマイニングを通して

モデルスポート
Bold Reason
Riverman（Never Bend）
ノーラック（モガミの母）

に共通する

Nasrullah
Tom Fool（〜Menow〜Pharamond）
La Troienne

を継続。

そして個人的に興味深いのは

Graceful Touch≒Majestic Prince 5×7
（Raise a Native、Your Hostess≒Flower Bowl）

Gay Hostess … Sun Princess≒Mahmoud 2×3
（Haloは Sun Princess≒Mahmoud 4×3）
Graceful Touch … Mahmoud≒Mirza 6×5

Mahmoudの組み合わせクロスを持つ同士のクロスは
スクリーンヒーローで成功したパターン。

サンデーサイレンス 4×3（＝Halo 5×4）となる
モーリス×ゼンノロブロイが嵌るとしたら
ここが勘所じゃないかな…と思う次第。

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コスモネモシンの2019

モーリス×ゼンノロブロイで
加えてシングスピールの母が

Glorious Song
├ Halo … Sun Princess≒Mahmoud 4×3
└ Ballade - Miss Swapsco … Mahmoud≒Mirza 2×3

上記の勘所が焦点の配合かと。

あとは
Sadler's Wells 4×5の反応次第か。
（やや決め手に欠けるかも…！？）