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2020/07/21 12:06
脈々と続くファラモンドからのFair Trial、Umidwar
先週(7/18)の
函館・2歳未勝利(芝1800m)では
ウイングリュックが距離延長で変わり身を見せ、
デビュー2戦目で初勝利を挙げた。
好スタートからスムーズに先頭に立つと
そのまま澱みないペースで逃げてゴールイン。
5代血統表を見ると
Lyphard 5×5(母系)
ですよねぇ〜。
望田潤氏の言葉を借りれば
Fair Trial的
実直で前向きな性格と
小回りでの加速に秀でた小脚のきいた走り。
改めて母系を遡ると
脈々とFair Trialを重ねてきた
配合の賜物というのがわかる。
その始まりは
5代母チュウオーマリヤの父ファラモンド。
その母Rainに流れる
・Fair Trial
・Umidwar(〜Blandfordのスタミナ)
ファラモンドの代表産駒といえば
狂気の逃げ馬カブラヤオー。
1975年日本ダービー
https://youtu.be/hVBmkETN-cQ
名馬物語 カブラヤオーとテスコガビー
https://youtu.be/77djQ7720q0
さらに4代母ビューティマリヤは
Mwanza≒Rain 2×3
この組み合わせのクロスで
この母系の方向性が概ね決まった感じ。
で、一旦緩急で米血のアスワンを挟んで
グレースマリヤの父グルームダンサーで再び
Aimee≒Mwanza≒Rain 4×4・5
Lyphard
Blushing Groomとトライバルチーフは
・Nasrullah
・Fair Trial
・Umidwar
が共通。
この組み合わせは
これまた狂気のモンタヴァル的で
ダービーを逃げ切ったアイネスフウジンっぽい。
そこにコスモフォーチュンでは
マイネルラヴのリーフォーで
Lyphard 4×4
となって今に至るという感じ。
ビューティマリヤを基点とする母系で
2勝以上の活躍馬は
母コスモフォーチュンをはじめとして
その多くが逃げ先行タイプ。
・マイネルウィルトス
・コスモプラチナ
・マイネルベナード
・ミホベスト
・ナリタタイセイ
ウイングリュックも
これからは「逃げ先行」の道を歩むことでしょう。
瞬発力勝負では分が悪いと思うので
東京では苦戦しそうですが、
中山、阪神では先頭に立つと粘り強く、
堅実な走りで頑張ると思います。
ちなみに個人的興味は、
ウインティアラの2019
母ウインティアラの2勝は
ともに逃げ切り。
初仔なので
どういう馬体なのか、今から楽しみです(^^)
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>>広瀬北斗さん
血統表を遡るのは
競馬史というか遺跡発掘のようで
本当に面白いものです。
懐かしい中にも
まだまだ新鮮な発見があるものです(^^) -
>>KAGA-1さん
ロージズインメイはドバイWCを逃げ切ったように
先行力のある種牡馬ですが
Herbager、Royal Gemがそのスタミナ源でしょうね。
で、トニービンなど
Fair Trialと相性いいのも納得です。 -
広瀬北斗さんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
血統表の奥に行くと、懐かしい響きが一杯です(笑)!
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KAGA-1さん
ファイトガリバーにナリタプロテクター、園田のトーコーニーケも、ビューティマリヤが祖なんですね〜。
天羽牧場かぁ。
SSが入らない全姉マイネボヌールは、中央4勝で、繁殖入り、
父ディープインパクトの半兄ウインベントゥーラは、中央1勝で、8歳ながら地方でまだ走ってる。
で、ウイングリュックは、わずか2戦で中央勝ち上がり。
父と母系との相性でしょうか。 -
KAGA-1さんがいいね!と言っています。
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カネツクロスさんがファイト!と言っています。
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チャンキーさんがファイト!と言っています。
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