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2020/07/23 15:27
ビワハヤヒデと早田牧場の時代
2020/7/21
ビワハヤヒデ他界。享年30歳。
ビワハヤヒデは
私が初めて出資した一口馬の
シンボリファントムと
同期(=1990年産)でしたので
個人的には感慨深いです。
ちなみにシンボリファントムは
3歳(1993年)の春に骨折で
クラシックを棒に振りました orz
父シャルード!?
全然、聞いたことない。
この頃の私は
まだ血統の勉強を始めたばかりでしたから
知らなくても当然ですが
シンボリファントム(父リーチ)も
なかなかマイナー種牡馬の産駒…ですね(-_-:
1990年といえば、
ちょうどバブルがピーク、そして崩壊が始まった年。
(1989/12/29 日経平均最高値 38957.44円)
1984 シンボリルドルフ、無敗の三冠馬(〜1986年、引退)
1987 武豊デビュー
1989 サンゼウス、3億6050万円で落札
1987-1990 オグリキャップ ブーム
1991 トウカイテイオー、父子無敗ダービー制覇
1993 ビワハヤヒデ、菊花賞制覇
1994 ナリタブライアン、三冠馬
1994 フジキセキ、デビュー
ビワハヤヒデを生産した早田牧場は
1980年代後半のバブル景気に乗じて
経営を拡大し過ぎた結果、2002年に倒産しましたが、
母パシフィカス(Pacific Princess系)や
ビワハイジ(アグサン系)を始め、
種牡馬ブライアンズタイムや
天栄ホースパーク(現NF天栄)など
今のノーザンファーム、ノースヒルズの活躍の
礎を築いたといっても過言ではない存在でした。
(シルクホースクラブも…)
一方、早田牧場が頭角を現した一因として
この頃(1990年代前半)の
リーディングサイアーは
1992 ノーザンテースト
(1982〜1992リーディングサイアー)
1993 リアルシャダイ
1994 トニービン
1995 サンデーサイレンス
(1995〜2007年リーディングサイアー)
NTからSSへの端境期、
種牡馬戦国時代だったことにもあると思います。
(ダンシングブレーヴもこの頃に来日)
ウイニングチケット(1990年産)は、
トニービン(社台SS)の初年度産駒
ナリタタイシン(1990年産)は、
リヴリア(CBスタッド=早田牧場)の初年度産駒
ナリタブライアン(1991年産)は
ブライアンズタイム(CBスタッド、現・優駿SS)の初年度産駒
そしてフジキセキ(1992年産)。
サンデーサイレンス時代の幕開け。
まさに毎年、新種牡馬の当たり年!
1997年に種牡馬入りした
ナリタブライアンの早世がなければ
その後、どうなっていたか…。
ちなみにその後は、
2008 アグネスタキオン
2009 マンハッタンカフェ
2010,2011 キングカメハメハ
2012 ディープインパクト
(2012〜リーディングサイアー)
そして
ディープインパクト、キングカメハメハが去って
再び、カオスな生産界になりました。
近年のセリ市場は
80年代のバブルを彷彿させるような活況。
で、突如としてコロナ禍。
新しい「生産」様式の出現があるのか、否か。
シャルード≒Trolley Song
↓
https://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?x=16&y=20&sire=0000337280&broodmare=0000423919
(Caro、Royal Charger=Madara、Mahmoudなどが共通)
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塞翁が馬さん
ビワハヤヒデ30歳でしたか。。
一口始めたのは実はシルクが初めてでして・・
ハヤヒデ産駒4,000万とかに出資してしまったもんです(;^ω^)
それからシルク暗黒時代を共に過ごしましたw
早田牧場を知ったのは、レオダーバンだった気がします。
当時としては先鋭的だったのか?(そんなことないかw)
ノーザンダンサー系×ネイティブダンサー系
の配合とかダビスタで真似た気がします^^
ノーザンダンサー系自体も珍しかったかもねw
記憶があいまいですw
ハヤヒデお疲れさまでした -
>>カネツクロスさん
ミホノブルボンも
血統の常識破りな競走馬でしたね。
その頃は今のように
簡単に血統表を見れる時代じゃなかったので
暇ならJRAのPRセンターに行って調べてました。
(それと「競馬通信」を何度も見直し…)
とはいえ、今でも発見がありますから
血統は本当に奥が深いものです(^^) -
カネツクロスさん
ずっぽりビワハヤヒデ時代!私の菊花賞はライスシャワーが勝ったミホノブルボン無敗3冠ならず!から競馬人生が始まってるので、その年の2歳戦は競馬歴2年目の2歳戦{当時は3歳戦}でした。そのころは血統だ配合だなんて、何も知らない時代でした。顔のデカいビワハヤヒデは印象の残りましたね〜(笑)菊花賞は岡部さんが抑えるので必死で、それでも圧勝!翌年の天皇賞春も同じで、岡部騎手が確か・・・売る覚えだけど!!もう長い距離ではもう乗りたくない!みたいなこと笑いながら言ってた覚えがある^^{違ったかな?}でも強さは感じたな〜^^懐かしい(笑)で今知ったこの馬早田牧場産だったんだ(;^_^A アセアセ・・・全く気が付かなかった(笑)
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カネツクロスさんがファイト!と言っています。
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カネツクロスさんがいいね!と言っています。
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セキゴンさんがいいね!と言っています。
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ウォーレンさんがいいね!と言っています。
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>>Tourbillonさん
社台SSでは同じGrey Sovereign系のトニービンが
初年度産駒から成功しましたし、
その後はサンデーサイレンスが出てしまったので
タイミング的には難しかったでしょうね。
BMSとしてディープインパクトと配合されたら
どういう産駒が出たか、見たかったものです。
で、サンデー没後に社台SSに導入された
Caro系チチカステナンゴが
早世しなければどうなっていたでしょうかね。
(産駒はやや微妙な感じでしたが…)
社台SSのCaro系
1993〜1998? ゴールデンフェザント
2003〜2010 アドマイヤコジーン
2009〜2011 チチカステナンゴ
Uncle Mo系の種牡馬が
日本に来て欲しいですね。 -
ファンタロウさんがいいね!と言っています。
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ビワハヤヒデは大好きなグレイソヴリン〜カロの系統なので、もう少し繁殖に恵まれてくれれば・・・と残念に思います。
あの当時は難しかったでしょうが、社台SSに繋養されればどうなったかなぁ?