ウイン、カタログ情報公開！ 第一印象は…ダノンシャンティ

ウイン2019年産1歳馬出資会員募集の
カタログ情報、動画と
厩舎、測尺が公式HPで公開。

今年は募集開始が
1ヶ月ほど遅い8月になったので
冬毛が残る立ち写真の馬はおらず
どの馬も例年より見た目はいいので
惑わされないように注意せねばなりません。

牡馬は全て400kg以上とふっくらしており
全体の印象としては
肉付きが良くパワフルな馬体が多いですね。
外観だけだとクラシックというより
マイル向きの産駒が多そうです。

動画も繰り返し見ましたが
個人的に最も印象が良かったのは

■ ウインアキレアの2019
（牡 ドゥラメンテ 3200万円）

馬体重 438kg 体高 157.0cm

柔らかく雄大な歩様で
ドゥラメンテらしさが出ていて
恐らくストライドを伸ばして
グイグイっと伸びてくるタイプでしょう。
後躯にもう少し力強さが欲しいですが
それは今後の育成で見極めたいところです。

一方、配合的には
母父コンデュイットの評価が
悩ましいところ。

柔らかさ、スタミナはあるのですが
日本の軽い馬場向きのスピード不足で
種牡馬としては成功しませんでした。

母ウインアキレアは
マイネルラヴからパワーを補って
3勝を挙げましたが、
そこにドゥラメンテ配合ですから
緩さ（特に後躯）と晩成になる可能性は
留意すべきかと。

一縷の望みは

Nureyev≒Sadler's Wells 5×4

このクロスで
パワー不足をどこまで補えるか…。

ただ募集総額3200万円は
私の出資対象としては高いので
今のところは見送りの予定。

いやいや、それより
恐らく抽選になるでしょうから
申し込んでも出資できるかな…。

ちなみにウインアキレアの2020は
ゴールドシップの牝馬のようですから
私は来年に期待。

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他に好印象だった募集馬は、以下の2頭。

■ シュフルールの2019
（牡 ダノンシャンティ 1500万円）

馬体重 446kg 体高 157.0cm

立派な後躯が印象的で馬格もあり、
半兄ウインベイランダーの1歳時より、
手先まで力があって適度に柔らかな歩様で
ダノンシャンティの配合が奏功した感じ。

スマートオーディンの2歳時と
馬体全体のバランスなども似ています。

ダノンシャンティと
Special持ち牝馬との配合は
フジキセキ系種牡馬の定石となる
ナスペリオン継続で悪くなく
今のところ本馬が出資の第一候補。

■ ウインティアラの2019
（牡 ダノンシャンティ 1400万円）

馬体重 462kg 体高 154.0cm

コンパクトにまとまった馬体ですが
キビキビとした歩様が好印象。
肩回り、後躯はとてもパワフルで
ダノンシャンティに似ています。

以前出資したウインペイザージュも
1歳時はこんな雰囲気でした。

配合的には
本馬が一番いいと思いますが
1/29と早生まれの分、
よく見える可能性もあるので
他の募集馬の成長も待って
改めていい馬だと思ったら
出資したいと思う次第。

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それはさておき、
ウイン3歳世代の好調を受けて
良血（＝活躍馬の弟妹）馬は
恐らく満口で抽選、
またはすぐに満口でしょうね。

私のように馴致から
育成過程を見ての出資だと
選択肢は限られそうな感じ。

とはいえ、私の注目馬は
ダノンシャンティ産駒ですから
そこまで人気にはならないと思いますが
産駒の距離実績を鑑みると
常識的に2000ｍ以上は微妙なところ。

で、それとは別に
気になっている募集馬がいます。

ラフィアンのゴールドシップ産駒
マイネエカテリーナの2019。

近年不振のラフィアンですが
それでもゴールドシップ初年度産駒は
募集馬9頭中4頭が勝ち上がり、
そのうちの1頭は
募集時に配合、馬体ともに
いい馬だと見込んでいた
2勝馬のマイネルソラス（募集総額1600万円）。

やはり芝の中距離以上で
活躍する馬への出資を考えるなら
今、最も確実性が高いのは
ゴールドシップ産駒でしょう。

幸いマイネエカテリーナの2019は
残口77口（7/31現在）と余裕あり。

ということで
ウインの上記ダノンシャンティ産駒2頭か
久しぶりのラフィアン復活となる
マイネエカテリーナの2019のいずれかで
今後の動向を見極めていこうかと考えています。
（一応、第二次募集も見てみたいので…）