競輪
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2020/11/22 14:29
サリオスの底力 vs ダイワメジャー魂 ��
先週のエリザベス女王杯のように
格上の確固たる軸馬不在で
そこにサリオスの「マイラー」としての
絶対評価が定まらない現時点でのマイルCSは
展開のシナリオが多すぎて
難しい割に配当低っ！って感じです。
なので馬券は
スルーしてもいいかなって思いますが
いろいろ考えるには面白いレースですね。
考えやすいように
競輪のラインのように
以下の3組に分けてみました。
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＜1＞高速巡行（≒ダイワメジャー）
・アドマイヤマーズ
・レシステンシア
父ダイワメジャーは
皐月賞優勝後、喉鳴りの手術を経て
4歳からマイル〜中距離路線で活躍。
マイルCSは
4〜6歳時�↓´，馬�覇しており、
前半3F34.2、34.0、34.4と
いずれも34秒前半の
Hペース好位追走からの抜け出し。
重賞級の産駒で同じタイプは
マイルCSでも結果を出しています。
レーヌミノル … 3歳時に4着
ダイワマッジョーレ … 4歳時に2着
肉を切らせて骨を断つ戦法あるのみ！
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＜2＞ハイペースからの追込待機
・グランアレグリア
・ラウダシオン
・サウンドキアラ
・ヴァンドギャルド
前半ハイペースの展開で末脚をためて
直線一気に追い込むタイプで
スローペースで位置取りが悪いと
ゴール前届かずに脚を余すことも…。
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＜3＞好位追従で父中距離馬（≒マイラー）
・サリオス
・インディチャンプ
・ペルシアンナイト
中距離レース同様に
高レベルの好位追走持久力を活かして
直線早めにグイっと伸びて抜け出し
ゴールまでキープできるタイプ。
前半3F35秒台で台頭するパターンが多く
逆にハイペースに巻き込まれて
終いが甘くなる可能性もありますが
タイキシャトルのように
展開不問、絶対能力の高い馬は
マイラーとして安定した力を発揮。
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グランアレグリアは成長につれて
母系のNorthern Dancer的筋力（パワー）がついた分、
瞬発力は出たものの柔らかさが後退して
距離適性が短めになりつつある印象。
血統背景、馬体重の推移、脚質転換の過程は
サトノアラジンに実に似ています。
（能力は上だと思いますが…）
ゆえに根っからのスプリンターではなく
基本的にはストライドを伸ばして加速する
上り勝負の「サンデー（ディープ）系」マイラー。
前半のラップが速ければ速い
（＝レースの上りがかかる）ほど有利で
逆に34秒後半〜35秒台の平均ペース以下だと
その僅かな差で届いたり届かなかったりする
他力本願な人気馬だけに厄介です。
（単勝1倍台の信頼感はない）
昨年の阪神C以降
好位先行から追込み脚質に転向。
安田記念、スプリンターズSでは
ロードカナロア産駒
ダノンスマッシュの高速先導で
上記＜3＞の末脚が鈍り、
漁夫の利を得ています。
一方、安田記念を除く3レースで
好位先行馬が3着以内に粘っており
上記＜1＞と運命共同体とも言えそう。
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今回のマイルCSを難解にしているのは
阪神コースよりもサリオスの参戦でしょう。
（＝「マイラー」としてのスタミナの絶対能力）
仮にレシステンシアが
斤量差を活かして
前半3F32秒〜33秒台で先行した場合、
並の中距離馬なら終いの脚が鈍るはずで
インディチャンプをしても
ゴール前で苦戦必至かと思われますが
もしサリオスが
母系のHyperion（＝主にドイツ血統）と
Northern Dancerの底力で持ちこたえた時、
1997年のマイルCSの再現になる可能性も十分。
（＝1着タイキシャトル、2着キョウエイマーチ）
阪神コースは
昨日からハーツクライ産駒が
終い粘りを見せているのも留意すべきか。
想定外があるなら、グランアレグリア。
安田記念の時と同じような位置取りで
上記＜3＞グループと終いの勝負に挑んだとき。
前述の通り、馬体重（≒筋肉）が増えた現状で
道中に脚を使うと末脚が鈍る可能性はある。
ルメール騎手がどこまで腹をくくれるか…。
＜�△紡海�＞
- サリオス
- ダイワメジャー
- アドマイヤマーズ
- レシステンシア
- レーヌミノル
- ダイワマッジョーレ
- グランアレグリア
- ラウダシオン
- サウンドキアラ
- ヴァンドギャルド
- インディチャンプ
- ペルシアンナイト
- タイキシャトル
- Northern Dancer
- パワー
- サトノアラジン
- プリン
- トライ
- ロードカナロア
- ダノンスマッシュ
- Hyperion
- キョウエイマーチ
- ハーツクライ産駒
