1258件のひとこと日記があります。
2021/01/06 12:27
欧州の快速 Gold Bridge
Golden Boss
1920 栗毛 [血統][産駒] Eclipse系 |
The Boss
1910 鹿毛 [血統][産駒] |
Orby
1904 栗毛 [血統][産駒] |
Orme
1889 鹿毛 |
Ormonde |
Angelica | ||||
Rhoda B.
1895 黒鹿毛 |
Hanover | |||
Margerine | ||||
Southern Cross
1897 黒鹿毛 [血統][産駒] |
Meteor
1880 黒鹿毛 |
St. Albans | ||
Deception | ||||
Resplendent
1891 黒鹿毛 |
Splendor | |||
Sophietina | ||||
Golden Hen
1901 栗毛 [血統][産駒] |
Chevele d'Or
1893 栗毛 [血統][産駒] |
Bend Or
1877 栗毛 |
Doncaster | |
Rouge Rose | ||||
Chevil Grove
1877 鹿毛 |
Marfiori | |||
Compton Lass | ||||
Hazlehen
1892 鹿毛 [血統][産駒] |
Hazlehatch
1885 栗毛 |
Hermit | ||
Hazledean | ||||
Sylvan Lake
1883 黒鹿毛 |
Thurio | |||
Leven | ||||
Flying Diadem
1923 鹿毛 [血統][産駒] FNo.[22-d] |
Diadumenos
1910 栗毛 [血統][産駒] |
Orby
1904 栗毛 [血統][産駒] |
Orme
1889 鹿毛 |
Ormonde |
Angelica | ||||
Rhoda B.
1895 黒鹿毛 |
Hanover | |||
Margerine | ||||
Donnetta
1900 鹿毛 [血統][産駒] |
Donovan
1886 鹿毛 |
Galopin | ||
Mowerina | ||||
Rinovata
1887 鹿毛 |
Wenlock | |||
Traviata | ||||
Flying Bridge
1911 鹿毛 [血統][産駒] |
Bridge of Canny
1903 鹿毛 [血統][産駒] |
Love Wisely
1893 栗毛 |
Wisdom | |
Lovelorn | ||||
Santa Brigida
1898 鹿毛 |
St. Simon | |||
Bridget | ||||
Gadfly
1896 鹿毛 [血統][産駒] |
Hampton
1833 栗毛 |
Sultan | ||
Rachel | ||||
Merry Duchess
1882 鹿毛 |
Speculum | |||
Grand Duchess |
Sadler's Wells、デインヒル、Galileoで
欧州の覇権を握ってきたクールモアも
その後継の擁立にはやや苦戦気味な印象です。
2021年のクールモア種付料を見ても
コロナ禍の影響があるかもしれませんが
ほとんどの種牡馬が値下げ。
JAIRS海外競馬ニュース
2021年クールモアの種付料
↓
https://www.jairs.jp/sp/contents/w_news/2020/11/4.html
Scat Daddyの後継として期待された
No Nay Neverも
12.5万ユーロ(≒1500万円)と
昨年17.5万ユーロ(≒2000万円)から
大幅ダウンしていますね。
頑張っているのは
Camelotぐらいでしょうか。
そんな中、今年の目玉は
フランスで供用中、昨年8月に購買され
今年からクールモアでラインナップされた
Wootton Bassettでしょうか。
種付料は10万ユーロ(≒1250万円)
公表されている種付料では
上述のNo Nay Neverに次ぐ高額種牡馬です。
父系はIffraaj〜Zafonic〜Gone West系
3代にNureyevを持ちますが、
Sadler's Wells、デインヒル、Galileoはないので
配合はしやすいかと思います。
で、目に留まったのは、祖父Zafonic。
そういえば目下
欧州の次世代を担うと評されている
Kingmanの
母父Zamindarは
Zafonicの全弟なんですよねぇ〜。
元々、Gone West系は
Mr. Prospector系の中でも
欧州(=芝)に強い系統で
その特徴は何といってもスピード。
(早熟でもスピード優先!)
Kris、 Known Factなどと同じく
Mixed Marriage持ちなのもいいのかな。
No Nay Never も
母父はGone West系Elusive Qualityですね。
それはさておきZafonic。
1993年 英2000ギニー
↓
https://youtu.be/A9gDKdZ3qzA
そのスピードの背景は
主にGone West譲りかとは思いますが
注目は祖祖母Wold Lassの血統。
Gold Bridge 2×3
欧州屈指(というか筆頭)の
快速馬クロスです。
詳細は栗山求さんの解説をご参照
↓
http://www.miesque.com/motomu/stamina2.html
こういう快速馬の強いクロスは
アメリカの快速馬Dominoでも見られるように
(Commando→Ultimus→High Time)
血量は僅かでも
一定の影響力はあるのではないかと
個人的には感じています。
むしろ代が奥まって、スタミナ血統との
程よい和合性も出てくるとすら思います。
で、このGold Bridge。
世界的な名種牡馬に
含まれていることが多いんですよね。
代表格は、Spacial
母Rough Shodの父がGold Bridgeです。
近年流行りの
Nureyev×Sadler's Wellsのクロスで
自動的にGold Bridgeのクロスも出来ます。
ディープインパクトの祖母
名牝Burghclereにも
もちろんGold Bridgeはあります。
(母Highclereの父母父父)
北米トップサイアーUncle Moは
Gold Bridge 6×7
ちなみに
Wootton Bassettは 7・8×8
その他では
Deputy Minister(父Vice Regentの母父母父)
トニービン(祖祖父ゼダーンの母父父)
シンボリクリスエス(父Kris S.の3代母の父)
というように
最近、日本で成功している
主流の種牡馬(血脈)にも多く見られますね。
エピファネイアは
Gold Bridge 6×8 です。
アリストテレスなんか、綺麗ですよね。
アドミラブルやエスポワールも…。
無論、Gold Bridgeだけで
配合の是非は決められませんが
質的向上を考える上での
引き出しの一つにはなるのではないかと。
とかくスピードというと
米血(のパワースピード)と思いがちですが
カオスな時代だからこそ
あえて欧州に目を向けてみるのも
アイデアではないかと思った次第です。
-
塞翁が馬さんがいいね!と言っています。
-
2020年カルティエ賞
年度代表馬Ghaiyyathの母Nightimeは
Gold Bridge 7×7・8・10 -
Kingman産駒で
昨年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬Palace Pierは
Gold Bridge 8・9×8・9・8 -
カネツクロスさんがいいね!と言っています。
-
チャンキーさんがいいね!と言っています。
-
エル uuuuu !さんがいいね!と言っています。
-
吉田隼党nexusさんがいいね!と言っています。