独オークス馬の産駒に要注目！

昨春はコントレイル、続いてサリオス、
以下同文という感じの牡馬クラシックでしたが
今年は未だ混沌としています。

まずは今週のきさらぎ賞で
ランドオブリバティが
ホープフルSのリベンジなるか、
そしてハイレベル必至の
共同通信杯へと続きますが…。

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それはさておき、
C.ルメール騎手の
今春のクラシック騎乗馬は
グレートマジシャンとシュネルマイスターの
二択になると思います。

グレートマジシャンは
母ナイトマジックに
6年連続でディープインパクト
という配合の第6仔。

前走セントポーリア賞は強い勝ち方で
ようやく出た！という感じ。

ノーザンファームの執念ですね！
サンデーRの会員さんと出資者は
大分惑わされたと思いますが…。

で、全兄全姉より馬格もあり、
脚が長く、背中も短いので
距離延長は問題なさそう。
皐月賞よりダービー向き。

一方、将来の種牡馬的価値を考慮すると
Kingman産駒の
シュネルマイスターじゃないかな…と。
（次走、弥生賞の予定）

距離延長は未知ですが、
2000ｍまでは大丈夫だと思います。
（＝皐月賞からNHKマイルC？）

今後の成績如何で
先々、グレナディアガーズと並んで
欧州名種牡馬の後継が
揃って社台SSにスタッドインする可能性も！？

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ところで
グレートマジシャン、シュネルマイスターの母は
どちらもPreis der Diana（独オークス）馬。

サリオスの母サロミナや
今週のエルフィンSに出走予定の
Kingman産駒エリザベスタワーの
母ターフドンナも独オークス馬ですね。

個人的には、
かつての出資馬シンボリズルムーで
ドイツ血統に興味を持ち…。

当時これはとても参考になりました。
↓
栗山求「血統SQUARE」
ドイツ・ダービーの父系
http://www.miesque.com/motomu/works.html

その後、1990年代半ばの
ビワハイジ、マンハッタンカフェ
Urban SeaがJCに来日した頃でも
まだ世間的には
馴染みは薄かったですが、
その後、ブエナビスタやエイシンフラッシュ、
海外では、Galileo、Sea The Starsの活躍、
そして種牡馬ノヴェリストの導入などで
さすがに今では
競馬ファンの間でも定着した感があります。

閑話休題。

で、調べて見ると、
近年、人知れず？独オークス馬が
軒並み日本に輸入されています。

以下、来日している独オークス馬。

独オークス年　馬名（父〜父系）

2000 プンティラ（Acatenango〜Surumu）
2007 ミスティックリップス（ジェネラス〜Caerleon〜Nijinsky）
2009 ナイトマジック（Sholokhov〜Sadler's Wells）
2010 エノラ（Noverre Noverre〜Rahy〜Blushing Groom）
2012 サロミナ（Lomitas〜Niniski〜Nijinsky)
2014 フィオドラ（Lord of England〜・〜・〜Shirley Heights）
2015 ターフドンナ（Doyen〜Sadler's Wells）
2016 セリエンホルデ（Soldier Hollow〜In the Wings〜Sadler's Wells）

ちなみにワールドエース、ワールドプレミア、
ヴェルトライゼンデの母マンデラは
2003年の独オークス3着馬。

ヴェロックスの母セルキスは
2011年の独オークストライアル勝ち馬。

まだ他にもいますか…ね？

ドイツの生産界、
こんなに放出しちゃって大丈夫！？