スマートフォン版へ

マイページ

1258件のひとこと日記があります。

<< キズナの好調を支えるサンデーサイレンス3×... ひとこと日記一覧 名種牡馬の継承(その1)... >>

2021/06/17 19:18

Run For The Roses

私は趣味のガーデニングで
バラを育てています。

毎年、5月下旬の
オークス、ダービーの頃は
東京競馬場内の
ローズガーデン見学が楽しみでしたが
ロナ禍でここ2年、
行けていないのが残念です。

バラは主に欧州での長い歴史や
今でも世界中で交配を重ねて
新品種を生み出しているところなど
競馬(というか馬産)に似ているところが多く
とても奥が深いです。

近年のトレンドである
英DAVID AUSTIN社のイングリッシュローズ
代表的な名花の系譜を辿っていくと

・ニュードーン(1930 アメリカ)
アイスバーグ(1958 ドイツ)

という品種が
交配親であることが多いです。

この2品種ともうちにあります。
どちらも「世界バラの殿堂」入りした名花で
特にアイスバーグ
ガーデンローズの定番中の定番ですよね。

繰り返しよく咲いて
爽やかな香りがして
病気にも強く育てやすい。

こういう優れた品種から
名花が誕生するのは、
競馬も同じですね。

アイスバーグ
独コルデス社の品種で
そこから優れたイングリッシュローズが出たのは
ドイツ牝系出身のGalileoのようです。

そしてニュードーンや
アイスバーグを交配して誕生した新品種から
また新たな品種が生まれています。

まさに馬産と同じ。

で、一時期、私もこのバラを使って
「育種」をやってみようと色々調べたのですが
まずは交配から、秋に種を取って、
それを植えて発芽から成長、開花…と考えると
実に気の長い話なので止めときました。
(沼に嵌ったらやばそうなので…)

通常、バラの生産は
種から育てるのではなく接ぎ木で行われます。

種から育てると
親とは違う花が咲くことがあるようです。
(いわゆる「先祖返り」)

一方、バラの育種は、種から行うので
こういったイレギュラー
気が遠くなるほど繰り返しながら
選抜されたバラのみが
新品種として登録されるので
世界的に著名な育種家でも
優れたバラの新品種は
生涯に数えるほどしか世に出せないそうです。

そんなことを考えていると
日高の馬産ってどうなんでしょうかね。

数少ない繁殖牝馬で
1牧場当たりで生産される頭数にも
限りがあります。

例えば10頭の繁殖牝馬の牧場でも
30年で300頭しか生産できませんが
ノーザンファームなら
僅か1年の生産頭数です。

そのぐらい差があるのですから
せめて配合ぐらい
日々勉強して
悩んで悩んで決めてもらいたいものです。
(売れるから…なんて論外じゃないかと)

- - - - - -

画像は、うちで咲いたバラで
赤が「クリムゾンスカイ
白が上述の「アイスバーグ」です。

クリムゾンスカイ父ディープスカイ)という馬がいます。
ずばり、この赤バラの名前で
私の命名馬です。
残念ながら未勝利でしたが…。

バラの名前って
馬名を考えるときの参考になりますよ(^^)

ウインレーヴドール
バラの名前から応募し、採用されました。
こちらも3歳時は未勝利でしたが
その後、頑張って2勝してくれました。
私にとって思い出深い1頭です。

今度、レーヴドール(バラ)
探してみようかと…。

お気に入り一括登録
  • ローズガーデン
  • ロナ
  • イングリッシュローズ
  • アイスバーグ
  • ガーデンローズ
  • Galileo
  • イレギュラー
  • ファー
  • クリムゾンスカイ
  • ウインレーヴドール

いいね! ファイト!

  • スイートデルマー90さん

    >>チャンキーさん

    そんなことがあったのですか…。
    命名馬で頑張って欲しかったのですが残念でした。

    2021/06/18 21:09 ブロック

  • KAGA-1さんがいいね!と言っています。

    2021/06/18 20:39 ブロック

  • チャンキーさん

    クリムゾンスカイ、懐かしいです。私も出資してました。
    出資金の引き落としの日に生産者の奥様がお亡くなり、お若いので驚愕したことを思い出します。面識はなかったのですが。
    数ヶ月後は新聞に人身事故の記事を目にし、生産者様の落胆が激しいことを察してしまいました。
    それで走ってくれないかな〜との思いも届かずでした。

    2021/06/18 12:51 ブロック

  • スイートデルマー90さん

    >>アヴェノチャンスさん

    バラを始めた頃は試行錯誤でしたが
    本当に奥が深いですね。
    綺麗に咲かすのは難しいところもありますが
    やっぱり手間をかけるのが一番ですね。

    馬産はよくわかりませんが
    多分、同じじゃないかと…。

    2021/06/17 23:24 ブロック

  • スイートデルマー90さん

    >>YOSHIさん

    馬産は通常、種付からダービーまで4年。
    さらに競馬で種牡馬(や繁殖牝馬)の
    選抜をしているようなものですから
    バラの育種と似たスパンかもしれません。

    熱中するとあっという間に時が過ぎていきます(^^:

    2021/06/17 23:20 ブロック

  • スイートデルマー90さん

    >>かぎしっぽさん

    バラも様々な条件で育てて
    そこから品種選抜には数年を要するようで
    ほとんど盆栽レベルの世界ですね。

    私、いまだにサツキとツツジの見分け方がわかりません(^^:

    2021/06/17 23:14 ブロック

  • セキゴンさんがいいね!と言っています。

    2021/06/17 21:38 ブロック

  • 塞翁が馬さんがいいね!と言っています。

    2021/06/17 20:57 ブロック

  • アヴェノチャンスさんがいいね!と言っています。

    2021/06/17 20:50 ブロック

  • アヴェノチャンスさん

    こんばんは!
    今日はバラの品種について興味深く読ませていただきました。
    あんなに立派なバラの花を育てていらっしゃるとは驚きです!

    2021/06/17 20:50 ブロック

1  2  次へ