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2021/07/02 00:31
大型化で行き詰るサンデーサイレンス系
サンデーサイレンスが
日本に導入されて30年が経ちました。
既に孫の代までサイアーラインを伸ばし、
大繁栄していますが
近年、その父系の雲行きが
やや怪しくなりつつあります。
主要分岐ラインのディープインパクトは
フィリーサイアーの傾向があり、
牝馬から名馬は出ますが
種牡馬となる牡馬は
特に古馬になってからの成長や活躍が
やや物足りない印象。
一方、他の主要サンデー系。
・ダンスインザダーク
・アグネスタキオン
・ゼンノロブロイ
・スペシャルウィーク
・ネオユニヴァース
・バブルガムフェロー
・マンハッタンカフェ
・マツリダゴッホ
これだけの後継種牡馬を要しても
存続は絶望的。
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サンデーサイレンスは
米血色が強く自身も雄大で
欧州系、Northern Dancer系との配合が
多かったこともあってか
サンデーサイレンス系の
後継種牡馬のほとんどが大型馬です。
※ カッコ内は現役時の最低最高馬体重
・ハーツクライ(472-500)
・ダイワメジャー(516-546)
・フジキセキ(472-508)
・ブラックタイド(480-508)
しかし三冠馬の
・ディープインパクト(436-452)
そして小柄だった
・ステイゴールド(412-436)
その産駒の三冠馬
オルフェーヴル(440-466)
この3頭は
例外的に小〜中型馬です。
ディープインパクトやステイゴールドの産駒は
小型(非力)で緩く出てしまう傾向があるので
それを補うために頑強な母系との配合が多く
結果、大型の産駒が活躍してきたので
ここまでは狙い通りでしたが
産駒がいざ後継種牡馬になってみると
牝馬は走っても、牡馬はイマイチ。
明らかに大型化の歪みが出ている印象です。
(サンデーの血が後退して硬さが出てきた…)
オルフェーヴルも
フィリーサイアーの傾向が出ていますね。
ラッキーライラックなど
大型の牝馬に良績は出ていますが
牡馬がイマイチ(≒G1級が出ない)。
小さすぎず、適度な緩さも必要で
この加減(配合)はなかなか難しいと思います。
というのもそういった配合で
牝馬が生まれると
非力で走らないかもしれませんし
たとえ牡馬でも2〜3歳時は
緩慢な馬が出る可能性もあるので
マーケットブリーダーは避けたいでしょう。
(というかその必要はない)
それはともかくとして
サイレンススズカ(428-452)
アドマイヤベガ(444-464)
の早世はあまりにも残念。
(SS系存続には大誤算だったかも…)
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Northern Dancer(欧州、Hyperion)色の強い
サンデー系大型種牡馬から
後継となる牡馬を輩出するには
母系から硬さを除く柔らかい血統や
産駒が大きくならないようにする
配合の配慮が必要かもしれません。
で、これを実現するには
頑強なスタミナよりも
パワースピード重視の配合かもしれません。
(+器用さ、柔らかさ)
・ワグネリアン
・コントレイル
・シャフリヤール
この3頭のダービー馬は
ダービー優勝時の馬体は450kg前後で
特にコントレイルとシャフリヤールの母系は
米血パワー色が強く、柔らかな血統もあります。
数年後のサンデー系を担うのは
今のところこの2頭かもしれません。
(知らんけど…)
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2021/06/29 11:58
大型化で牝馬優位、牡馬早熟(伸び悩み?)傾向
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東海帝王さん
セールや一口の募集で見栄えを良くするために筋骨隆々のマッチョマンを作ってるような…
成長期のカイバの与え方でなんとかならんもんですかね。 -
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ファンタロウさん
ハーツもメジャーも父系の存続は怪しいですね。
フジキセキ、ディープ、ステイの3頭も孫の代から優秀な牡馬がでるかどうか未知数です。 -
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