ロンより証拠、ディープ系中距離種牡馬のLady Rebecca継続

2021/09/28 12:41
キタサンブラック初年度産駒の中央勝率.381

で記した配合的な内容を
もう少し補足。

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以下、ディープインパクト系種牡馬産駒で
9/26現在、5000万円以上賞金獲得の54頭中、

Lady Rebecca（Alzaoの母）
・Sir Gaylord（Royal Charger、Princequillo）
・Roman
・How（＝Cherokee Rose、Sequoia）
→ 名牝Pocahontas

換言すると

・欧 Sundridge、米 Dominoのスピード
・Sir Gallahadのスタミナパワー
・Buchanクロス（名牝Sceptreのクロス）
→ もしくは、Admiral Drake≒Roman

これらの血統的要素の組み合わせ

例えば

ブライアンズタイム
フォーティナイナー
Riverman
Coup de Folie
Chieftain
Fast Turn

などを
母系から継続していると思われる馬は
以下の19頭。

賞金順位　馬名（父、父の産駒の賞金順位）

05 マルターズディオサ（キズナ2）
│
07 ミッキーブリランテ（ディープブリランテ3）
│
09 セダブリランテス（ディープブリランテ4）
│
10 ザダル（トーセンラー1）
│
12 ファインルージュ（キズナ4）
│
18 スマートリアン（キズナ7）
19 アバルラータ（ディープブリランテ7）
│
21 ソングライン（キズナ9）
22 ナイママ（ダノンバラード3）
23 リカビトス（ディープブリランテ8）
│
25 ダノンレジーナ（ダノンバラード4）
26 フィールインラヴ（トーセンホマレボシ2）
27 アブレイズ（キズナ10）
│
31 ヤシャマル（キズナ11）
│
33 レジェーロ（キズナ12）
│
39 ショウナンハレルヤ（キズナ14）
│
43 ウィンターフェル（ダノンバラード5）
│
45 ペガサス（キモンノカシワ1）
46 オールザワールド（キズナ15）

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キズナやディープブリランテはともかく
トーセンラーやダノンバラードなど
活躍産駒数が少ない
ディープインパクト系種牡馬の
賞金上位馬も該当しています。

比較的中距離で活躍した
ディープインパクト系種牡馬の場合、
ウインドインハーヘアの
欧州的スタミナ要素を
より強く伝える傾向が見られるので
スピードとのバランスを整えるため、
ディープインパクトのLady Rebeccaを
母方より強化することにより
一定の効果が得られるのではないかと推測。

加えてRomanのような
ややもすると一本調子の力馬的な血統も
代が後退することで
その力加減がいい塩梅になって伝わり、
クロスによる弊害も
出にくくなるようにも思います。

ただ、あくまでもここで言いたいのは
Lady Rebeccaの継続が重要だとか
クロスが必要だとかではなく
ディープインパクト系種牡馬は
（ディープインパクト系なのに）
スピードや瞬発力よりも
スタミナやパワーのほうを
伝える傾向が強いと思われるで
それを念頭に置いた上で
繁殖牝馬との配合バランスを
考えてみようということです。

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シルバーステートは
母母父Niniskiの母Virginia Hillsが
Lady Rebeccaを継続。

初年度産駒で野路菊Sを勝ったロンは
母父アグネスデジタルの
母Chancey Squawより
Secretariat、Allegedでさらに継続。

ちなみにロンの半兄ワールドスケールも
父ワールドエースの最高賞金獲得馬です。

三嶋牧場、やっぱり配合上手です。

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上記を鑑みると

キャッシュインクルーデッドの2020

配合が嵌ってくれれば
2〜3勝はできるかも…！？