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1256件のひとこと日記があります。

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2022/02/27 12:00

種牡馬戦国時代の配合と馬産の質的向上

サウジカップデー、日本馬4勝でしたが
日本馬が強いというより、他が弱い印象。

テーオーケインズの8着って勿体ない。
近年はドバイWCも小粒なメンバーで
イマイチ盛り上がりに欠けます。

サウジカップデーに出走したメンバーが
フェブラリーS(とかヒヤシンスS)や
中山記念、阪急杯に出走したら
もう少し盛り上がったのにな〜。

- - - - - -

古馬同様に3歳クラシックロードも
前哨戦のシーズンですが、
こちらも混戦模様で、1勝馬でも侮れず、
本番も人気薄が馬券に絡む可能性は
十分にありそうです。

ちなみに先週までの中央1勝馬は
811頭(私調べ)

この世代の生産頭数に占める割合は

10.9%(811/7411頭)

以下、主な生産牧場の
2019産中央1勝馬の割合。

まずは社台グループ4牧場

28.5% 160/562頭 ノーザンファー
17.9 66/368 社台ファー
20.4 22/108 白老ファー
18.0 11/61 追分ファー

23.6 259/1099 社台グループ合計

社台グループを除くと

8.8 552/6312 上記以外(≒日高の牧場)

その中でも
日高の上位牧場は

28.2 11/39 ケイアイファー
26.2 16/61 ダーレージャパンファー
24.1 14/58 ノースヒルズ
23.3 7/30 CVF
23.1 18/78 下河辺牧場
21.6 11/51 グランド牧場
20.0 11/55 辻牧場
14.9 10/67 三嶋牧場
13.0 9/69 BRF
12.8 13/101 岡田スタッド
9.5 8/84 千代田牧場
2.3 1/44 ヤナガワ牧場

17.5 129/737 上記12牧場合計

こうして見ると日高の上位牧場は
「中央勝ち馬」という観点では
社台グループ、ノーザンファームと
ほぼ互角の結果を残しており、
ここからさらに勝率を上げるのは
生産頭数的にも
確率的にも
かなり難しいと思います。

それに社台グループの生産馬は
トップサイアーを配合し
何億もする高額馬もいますので
コスパを鑑みれば、
健闘しているほうだと思います。

逆に言えば

日高の馬に必要なのは
クラシックや重賞で勝負になる馬の生産。

それを育成や厩舎、騎手といった
人的要素で生み出すのは至難の業かと。

生産頭数も限られている以上、
やはり質的向上には
「血統(=配合)」でしょう。

サンデーディープ時代の終焉で
種牡馬の選択肢は格段に増えましたから
配合もよりきめ細かくできるはず。

少なくとも産駒が
3〜4世代以内の種牡馬なら
仮に種付数が少なくても
見限るには勿体なく
配合が嵌る可能性は十分あるかと。

- - - - - -

サウジカップを勝ったEmblem Road
Quality Road産駒ですから
人気薄とはいえ、父は北米の上位種牡馬。
そのぐらいのポテンシャルはあるでしょう。

一方、ダンシングプリンス
パドトロワの初年度産駒50頭のうちの1頭で
中央未勝利後、地方で勝って中央復帰。
そこから中央で5勝を挙げて
リヤドダートスプリントを勝ちました。

母リトルブレッシング
ダンシングプリンスを含めて産駒10頭。

初仔はプリンセスメモリー
(2007 父スウェプトオーヴァーボード)6勝

2009〜2014に
プリンセスメモリーが中央6勝を挙げて

コウギョウブライト
(2015 スウェプトオーヴァーボード)2勝、地方3勝

そこでパドトロワを種付。
多分、Bプランだったんじゃないかな〜。

ダンシングプリンス
(2016 パドトロワ)5勝、地方3勝

これぞ配合の賜物(たまたま?)ではないかと。

- - - - - -

私もパドトロワに注目して
ダンシングプリンスの同期に
出資したんですけどね〜(+o+)

2017/08/16 12:47
サマーセールの注目馬 サンカルロパドトロワ

2017/10/18 11:51
フジキセキの後継として 〜 パドトロワ

2017/11/18 00:34
パドトロワの初年度産駒が会員募集に (゚д゚)! レヴェトンの2016

2017/11/30 13:57
ラフィアンのレヴェトンの2016 に出資申込 ('ω')φ

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  • スイートデルマー90さん

    >>そこそこさん

    ノーザンファームの勝ち馬160頭のうち
    母外国産馬は55頭と1/3を占めますから
    中央勝ち馬を増やすための資金力は
    確かに必要ですが
    ノーザンファームに対して
    社台ファームや
    日高の上位牧場との「質」の差は
    資金力ではないように思います。

    例えばダイワメジャー

    ノーザンFも社台Fも
    この世代の産駒数は
    それぞれ14頭ですが、勝ち馬は

    ノーザンF 6頭(うち2勝馬コラリン)
    社台F 3頭

    明らかに「配合」の差だと思います。

    2022/02/27 16:07 ブロック

  • そこそこさんがいいね!と言っています。

    2022/02/27 13:17 ブロック

  • そこそこさん

    日本生産の馬たちは同じようなインブリードに偏りがちで、将来スタックする可能性は高い。
    血の入れ替えのための北米や欧州のセールで購入できる資金力は必須ですね。

    2022/02/27 13:16 ブロック

  • スイートデルマー90さん

    >>Rami*さん

    上記の結果を踏まえてさらに
    ディープインパクト、ハーツクライ、ダイワメジャーなど
    サンデー直仔の種牡馬産駒を除くと
    どういう数字になるか…まで調べようと思いましたが
    面倒なのでここまでにしました。

    きっと面白い数字が出るような気がします(^^)

    2022/02/27 12:37 ブロック

  • Rami*さん

    興味深い分析をありがとうございます♪

    2022/02/27 12:32 ブロック

  • Rami*さんがいいね!と言っています。

    2022/02/27 12:31 ブロック