出足好調な共通点はRahy とMr. Prospectorクロス

ビッグアーサー産駒が好調ですね。

函館2歳Sを勝ったブトンドールを筆頭に
ここまで17頭出走で4頭が中央勝ち（5勝）

ブトンドールの祖母ノーストバードは

Nijinsky 3×4

サクラバクシンオーとは
相性のいい血統ですね。

ノーザンテーストらしさを増幅させる
頑強スプリンター配合で結果が出たことは
サクラバクシンオー後継としては
明るい材料かと。

ブーケファロスも
Nijinskyはありませんが
ノーザンテースト 4×4ですし
The Minstrel持ちです。

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新種牡馬は
期待されたリアルスティールが
ここまで1勝と出遅れ気味。

・マインドユアビスケッツ
・デクラレーションオブウォー

この2頭の産駒が
それぞれ3頭ずつ中央勝ち馬を輩出。

デクラレーションオブウォーは
JBBA種牡馬では久しぶりのヒットな感じ。
（ヨハネスブルグ以来？）
マクフィよりもいいですね。

マインドユアビスケッツは
社台SS供用ですが
吉田照哉氏導入の経緯から
社台ファーム生産馬が主軸。
（初年度産駒103頭中24頭生産）

で、勝ち馬3頭のうち2頭は、社台RH馬。
この世代、6頭募集して
既に2頭が勝ち馬ですから上々かと。
あとは大物が出るか否か。

社台ファーム以外では
岡田スタッドも10頭生産と精力的で
勝ち馬も出していますが、
ノルマンディーTR募集馬は未出走。
今後の動向には留意したいところ。

この出足好調な
2頭の新種牡馬の共通点は

・Rahy
・Mr. Prospectorクロス

この辺りが
サンデー牝馬とHaloクロスを形成し
スピード面で奏功しているよう印象。

余談ですが、
ここまで中央勝ち新種牡馬12頭のうち
中央勝ち馬2頭以上の新種牡馬は
上記2頭に以下の3頭を加えて、計5頭。

ビーチパトロール※
ヤマカツエース
ミッキーロケット※

このうち※の2頭も
Mr. Prospectorクロスを有します。
新種牡馬の見極めの際には
留意したいポイントです。

また出戻りなので
新種牡馬ではないですが
ダノンバラードも

Haloクロス
Angelic Song（＝Rahyの母Glorious Song）＋Wild Risk
Mr. Prospector

偶然ではないように思います。

マインドユアビスケッツは
現役時の好敵手ドレフォンが
既に日本で種牡馬デビューし
クラシック馬も輩出しましたが、

ノーザンFでドレフォン、
社台Fでマインドユアビスケッツ

切磋琢磨してどちらも成功すれば
社台グループ全体にとっては御の字か？

マインドユアビスケッツは
Deputy Ministerの影響力が強く出れば
牝馬から芝の活躍馬、
クラシック馬が出ると睨んでいます。
（牡馬だと硬さが出てダート寄りか…）