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2022/08/11 17:47
ゴールドシップの牡馬
ウイン第1次募集は、11頭が満口抽選。
そのうち3頭がゴールドシップ産駒の牡馬。
根強い人気ですね〜。
ゴールドシップもこの1歳で5世代目。
ここまで中央で205頭が出走し、
ユーバーレーベンのオークスなど
重賞勝ち馬も4頭と
一定の結果は出ていますが
獲得賞金3000万円以上20頭のうち
牡馬7頭に対し、牝馬13頭。
重賞勝ち馬も4頭のうち3頭が牝馬と
典型的なフィリーサイアーですね。
祖父ステイゴールドが
柔軟で俊敏な動きを伝える反面、
小柄な馬格と非力な産駒が多かったので
頑強なGainsborough〜Hyperionの部分
Northern Dancer〜ノーザンテーストを強化して
オルフェーヴルなど牡馬から大物が出ました。
(産駒1億円以上獲得馬83頭中、牡馬が62頭)
ゴールドシップも母系から
プルラリズム(The Minstrel、Roberto)を取り込み
G1を6勝という名馬になりましたが
3/4同配合のオルフェーヴルとの違いは
Princely Gift 5×5
このクロスのためか
頑強というより
柔らかなフットワークで
雄大な馬格を最大限活かして
バテない強さ
という「個性」だったと思います。
引退後、種牡馬としては
この柔らかさに加えて
隔世遺伝なのか、自身とは異なり
産駒の多くが小柄でもあるので
非力な産駒が多いです。
(=速い動きが出来ず瞬発力不足)
ここまで3〜5歳の3世代を見ると
活躍馬の血統の多くは
母系は頑強なマイラー、スプリンター
もしくはダート血統という傾向はあるものの
母系から頑強な血統を配合しても
特に牡馬の多くは
緩さや非力さが残ってしまう印象。
配合のテーマは「頑強さの強化」で
Northern Dancerに加えて
La Troienneを弄った
米血主体の配合がいいように感じます。
(もしくはMahmoudの強いクロス馬)
とはいえ牡馬の場合、
「頑強さ」は「ズブさ」と紙一重ですし
大型馬になれば
筋肉が負担となって逆効果になる可能性も。
小柄だと非力、雄大だとズブい(-_-:)
本当に配合のさじ加減が
とても難しい種牡馬だと実感しています。
(特に牡馬産駒は…)
- - - - - -
ちなみに私、
ゴールドシップ産駒は
・ウインベイランダー(牡 2017)
・ウインルーア(牝 2018)
この2頭に出資しました。
初年度産駒のだった
ウインベイランダーは
馬格もあり、しなやかな動きで
これはいい!と思ったのですが
母系のHabitat、ファバージや
トニービンが反応してしまったのか
緩さ非力さがなかなか解消されず
体力(≒持久力)がつくまで
苦戦したと記憶しています。
障害転向初戦で故障したのが残念でした。
しかも同世代の
ウインキートス、ウインマイティー
牝馬2頭がどちらも重賞ウイナーに…orz
それも踏まえてさらに頑強な母の
ウインルーア(母コスモエルデスト)に出資。
小柄なのもありますが、
恐らくNorthern Dancerの
多重クロスの弊害もあるのか
ズブさが出てしまい、終いが伸びません。
(今のところ2勝Cで掲示板が限界)
本馬も母系奥のファバージが反応したのか…。
昨年のウイン募集では
ウインヴィオラ
(牝、ウインアキレアの2020、1700万円)
申込ましたが、満口抽選で出資ならず。
そして全妹ウインアキレアの2021(牝)は
一気に値上がり、3000万円に…(-_-メ)
さすがにちょっと手が出ません。
同じ2021産の牡馬4頭も
良さげだった一世代上の
ゴールドシップ牡馬の
ここまでの育成過程を鑑みると
2500〜3200万円は高いです。
今年の配合だと
そんなに走らないと思いますよ〜。
(せいぜい2勝C上位ぐらい)
ウインジェルベーラの2021が
「牝馬」だったらな〜。