母がMr. Prospectorクロス

先週の競馬で印象的だったのは
ジャックドールが勝った札幌記念よりも
小倉の2歳新馬、しかもダート1700ｍ

ヤマニンウルス

父のジャスタウェイは、初年度産駒の活躍で
この世代は種付数が増え、産駒数が多いので
これまでの種牡馬実績からも
1頭ぐらい大物が出るのではないかと
毎週、POG指名馬のチェックはしていましたが
ヤマニンウルスはダートデビューということで
スルーしてしまいました(>_<)

血統を見ると、あっ…(ﾟДﾟ;)

母がMr. Prospectorクロス 4×3

これ、最近マークしているパターン。
札幌記念のジャックドールも、ですよね。

ジャスタウェイ産駒の活躍馬では

テオレーマ
アルーリングウェイ

母がMr. Prospectorクロスですね。

海外、特に北米では珍しくもないですが
日本ではまだそれほど多くなく、
特に5代以内となるとまだまだ稀少で、
ここ1〜2年、クラシック路線の活躍馬で
目立ち始めています。

Northern Dancerの多重クロスによる
日本の内国産種牡馬の重厚化で
Mr. Prospectorクロスのような
北米系のスピードや軽さ、しなやかさが
必要になりつつあるかと思います。

以下、ここ3世代の
母のMr. Prospectorクロス活躍馬です。
■はMr. Prospector内包の種牡馬）

馬名（父、母のMr. Prospectorクロス）

＜2019産、3歳＞
ダノンベルーガ（ハーツクライ、5×4）
オニャンコポン（■エイシンフラッシュ、4×3）

＜2018産、4歳＞
グレナディアガーズ（■Frankel　4×4・5）
ラーゴム（オルフェーヴル、5×4・5）※
ジャックドール（モーリス、4×3）

＜2017産、5歳＞
コントレイル（ディープインパクト、4×5）※
カフェファラオ（■American Pharoah、4×3）

※ Fappianoクロス

そして、
ここまで中央2歳勝ち馬141頭のうち
主な母 Mr. Prospectorクロスの勝ち馬

ダノンザタイガー（ハーツクライ、3×4）
ヤマニンウルス（ジャスタウェイ、4×3）
ゴキゲンサン（リアルインパクト、4×3）
ミスヨコハマ（カレンブラックヒル、4×4）
オバケノキンタ（マクフィ、4×3）
サイブレーカー（Uncle Mo、4×3）

リバティアイランド（■ドゥラメンテ、4×5）
ロードラディウス（■ドレフォン、5×5）
オリオンネビュラ（■イスラボニータ、4×4）
ニーナブランド（■ダンカーク、4×5）

クラシック路線での活躍が有力視されている
ダノンザタイガーやリバティアイランドがいます。

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同じくMr. Prospectorクロスですが
Kingmambo〜キングカメハメハ絡みでも
活躍馬が出ていますね。

馬名（父、Mr. Prospectorクロス）

＜2019産、3歳＞
ジオグリフ（母父キングカメハメハ、5×4）、
スターズオンアース（ドゥラメンテ、4×3）
キングエルメス（ロードカナロア、4×5）

＜2018産、4歳＞
タイトルホルダー（ドゥラメンテ、4×5）
アリーヴォ（ドゥラメンテ、4×6）
テーオーロイヤル（リオンディーズ、4×5）

＜2017産、5歳＞
ミスニューヨーク（キングズベスト、3×5）

そして同じく中央2歳勝ち馬で
主なキングカメハメハ絡みの
Mr. Prospectorクロス馬。

ブトンドール（ビッグアーサー、4×5）
リバティアイランド（ドゥラメンテ、4×5・6）
エレガントルビー（ドゥラメンテ、4×5）
ジョウショーホープ（ミッキーロケット、4×4）
マルモリキング（ホッコータルマエ、4×4）
ソアラ（ヤマカツエース、4×4）
クラックオブドーン（母父キングカメハメハ、5×4）
スタンレー（母父キングカメハメハ、5×4）
メイショウヒュウガ（母父キングカメハメハ、5×4）

ドゥラメンテのMr. Prospectorクロスは
2世代連続でクラシック馬を輩出しているだけに
早世が本当に残念です。