サクラバクシンオー×Nijinsky

サクラバクシンオー×Nijinsky

血統ファンには
お馴染みのニックスですね。

シーイズトウショウ
ショウナンカンプ
チリエージェ（中央5勝、ハクサンムーンの母）

サクラバクシンオーの後継として
急上昇中のビッグアーサーは

初年度産駒で
2勝以上の7頭のうち4頭

セカンドクロップ（＝2歳馬）で
ブトンドールを含む勝ち馬全4頭

これらは母系にNijinsky持ちです。
（The Minstrelを含む）

一方、同じく後継として期待されたものの
不発だったグランプリボスでも
唯一の重賞勝ち馬で唯一の賞金1億円超え
モズナガレボシは
母系にNijinskyを内包しています。

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このニックスは
サクラハゴロモ≒Nijinskyによる

・Northern Dancer
・Flares＝Omaha
・Bull Lea

サクラバクシンオーの
体幹ともなる
北米重厚血統の継続ですね。

Nijinky系の中でも高感度なのは

マルゼンスキー
ダンシングキイ

どちらもTom Fool絡みです。
（Bull Poise≒Gaga）

それと

Caerleon

母系を探ると
クリアアンバーの米血との接点が
複数あるので
サクラハゴロモに
より近づく感じです。

Nijinky以外ですと
Storm Bird（Storm Cat）や
Robertoでも
血統の字面的には代用可能ですが
Nijinskyのほうが
歩留まりはいいように感じます。

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キタサンブラック初年度産駒で
8/31現在、中央2勝以上の10頭のうち
6頭は母系にNijinky内包。

ブラックブロッサム（3勝、京都新聞杯5着）
ブライトオンベイス（3勝）
ガイアフォース（2勝）
ジャスティンスカイ（2勝）
テーオーステルス（2勝）
ラスール（Far North、2勝）

イクイノックスが該当しないのは
惜しいところですが

クリアアンバー≒Drone

この辺りが絡んでいるとすれば
ダンシングブレーヴも
キタサンブラックとの配合なら
Lyphardクロスの副産物込みで
準ニックス候補？

ビジュノワール（1勝、フェアリーS 3着）
ラヴェル

Nijinskyの他にダイワメジャーも
代用血統としては有効な感じです。

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話は少し逸れますが
ブトンドール。

母のプリンセスロックは
ノーザンファームが
2012オータムセールにて
僅か126万円で落札。

父スウィフトカレントで
母は地方3勝と
いわゆるマイナー血統ですが
現役時に中央3勝（獲得賞金3845万円）

そして繁殖入り後、
この母に
社台SS以外のビッグアーサーを
配合した第2仔がブトンドール。
（2020セレクトセールで2200万円）

これがノーザンファームの
生産の底力かと。