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2023/07/27 12:32
配合のバランス感覚
今年のウイン募集馬(22産)27頭のうち
過去に出資したウイン牝馬の産駒が2頭。
ウインオリアートの2022
ウインペイザージュの2022
ウイン牝馬にはこれまで4頭出資し、
3頭が勝ち上がり。
勝ち上がったうちの2頭が
CVFで繁殖入り(=上記2頭の母)
残る1頭は現役のウインルーア。
多分、繁殖入りできるのではないかと。
牝馬に出資する際は
まずは馬の良し悪しもありますが、
引退後、血統的に繁殖牝馬としても
価値があるかを一応加味します。
引退後、生まれた牧場に戻れるというのは
やはり嬉しいことですから…。
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繁殖に上がった以上、
どういう種牡馬が配合されるかは
気になるところですが
ここまではイマイチですね〜。
例えば、ウインオリアートの2022は
募集カタログのコメントによると
脚が長く、
体がやや薄く
もう少しパワーもしくは
後躯の筋肉量が欲しい
↓
以下の要因で
モーリスを配合。
筋肉質
柔らかみのある
パワー先行タイプ
こういう身体的な特徴から
配合種牡馬を決めるのは
至って基本だと思います。
ただ、これらは
あくまでも「各論」にすぎません。
優良な種牡馬でも
いいところはなかなか伝わりにくく
欠点のほうが伝わりやすいのが世の常。
そこで血統表を見ると
上記の「各論」が思惑通りに出るか、
個人的には懐疑的なのです。
もちろんウインオリアートに
社台SSのモーリスを
配合してもらった評価(期待?)自体は
嬉しいのですが…。
モーリスの良さを伝えるための手法
つまり血統、いや「配合」の
全体的なバランスがイマイチなのです。
そしてモーリスの負の部分を
ウインオリアートで補えるのか!?
それが配合の相性かと。
どちらか一方だけでは…。
よく血統マニアの間でも
・〇〇のクロスがいい
・○○と○○はニックス
みたいなことが語られますが
それも同じく「各論」です。
木(いや枝)を見て森を見ず。
それらを引き出すための
「配合」であるかを
血統表全体からしっかり見極めるのが
大事ではないかと。
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私なら
社台SSでは
エピファネイア
(でも種付料高いから無理ですね)
イスラボニータ
社台SS以外では
距離適性がやや短くなるのが難点ですが
ビーチパトロール
バゴ
ま〜これだと
売りにくいですよね〜。
でも母父ステイゴールドは本当に難しいのです。
(=確率が低い)
机上の空論と言えば
それまでですが…。