1248件のひとこと日記があります。
2023/08/26 18:39
ウイン2歳勢、未だ勝利なし
8/26札幌5R・2歳新馬(ダ1700m)でデビューした
ウインクリードは
1歳11〜12月の近況コメントで
・追い切った馬のなかでは二番目に良い動き
・相手は調教駆けする馬でしたが、そう差のない動き
2歳3〜4月の近況コメントでも
・稽古駆けする相手に先着した内容は優秀
・今の時点での追い切りではこの世代で一番動きが目立ちます
私の経験上、
これだけいいコメントが続けば
デビュー戦は少なくとも5人気以内、
5着以内は硬いのですが
結果は6人気の9着
(しかも勝ち馬から3.3秒差)
レース後のコメントを見る限り
幼さで能力を出せなかったようですが
それにしても
ちょっと負け過ぎではないかと。
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夏競馬も来週で終了ですが
ウイン2歳勢は、33頭中、
ここまでに1/3の12頭がデビューも
未だ勝ち上がれず。
昨年も初勝利は
8/21(ウインオーディン)でしたが
今年はさらに遅く
初勝利は恐らく秋競馬になりそう。
<詳細は以下参照>
2022/08/21 18:06
ウインの2歳馬、ようやく初勝利
で、過去のウイン募集では
最も初勝利が遅い世代確定です。
その中で特に目立つのが
新種牡馬サンダースノー産駒の
CVF生産馬3頭。
ドバイWC出身の種牡馬が
日本でほとんど成功していないのは
以下で別記しました。
2023/08/15 10:55
ドバイWC系の種牡馬
サンダースノーの血統を見ると
Nureyev 5×3(15.63%)
そして
Northern Dancer 5・5・6×6・7・5
(血量は3×7相当≒12.5%)
現役時のレースを見ても
タフで粘り強い走りですが
一方で決め手がなくワンペース。
こういうタイプの種牡馬は
日本の馬場では成功しにくいです。
(ダート馬の特徴に似ています)
個人的に難しいと思うのは
Nureyevのクロス
このクロスは
日本では重厚すぎます。
(≒スピードがない)
アーモンドアイも
Nureyev 5×3
,
ですが、配合的にはむしろ
トライマイベスト≒ロッタレース 5×2
こちらのほうが影響力が強そうで
しかも母父はサンデーサイレンス
このぐらいの
強烈な主張(仕掛け)がないと
Nureyevの重厚さが
強調されて伝わってしまいます。
(そのぐらい強い遺伝)
Northern Dancerは
確かに名種牡馬ですが
主に繁栄しているのは
重厚な馬場の欧州がメインで
スピード競馬の北米では
Bold RulerやMr. Prospectorのほうが
勢いはありますし、
日本の軽い馬場向きでもないと思います。
それにほんのひと昔前までは
Storm CatやSadler's Wellsは
日本の軽い馬場には不向きというのが
生産者の常識で
それを覆したのが
サンデーサイレンスや
ディープインパクトとの配合。
ですから、Northern Dancerは
日本向きの軽快な血統との配合が
大前提というのも常識ではないかと。
もう忘れてしまったのですかね〜。
サンデーぼけですか…。
その観点でウインの
サンダースノー産駒3頭の配合は、
やはり疑問が多いです。
さらに岡田さんは
サンダースノーが
「柔らかい」という認識で
硬い仔を生みがちな繁殖に
配合していますが
明らかにミスマッチでしょう。
にもかかわらず、岡田さん。
サマーセールで
サンダースノー産駒を落札。
スリーアフロディテの2022
この馬が走る云々以前に
1300頭もの上場馬の中から
あえてサンダースノー産駒を選ぶという
鈍感さに呆れてしまいます。
(もっといい馬、沢山いるでしょう…)
それとも意地になっているのか!?
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サンダースノーも含めて
ダーレージャパンの輸入種牡馬も
パイロを除くと
全くといっていいほど成功していませんね〜。
そのパイロも
中央重賞勝ち馬は僅かに4頭(5勝)
ただ同じA.P. Indy系なら
シニスターミニスターのほうが
格上でしょう。
危惧された外圧でしたが
ドバイWCも含めて
資金力は潤沢でも
近年のゴドルフィン馬の
質的低下は否めないと思います。
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>>ファンタロウさん
現3歳(20産)は、2歳時に僅か2勝のみでしたから、それと比較すれば貴殿の仰ることはわかります。
その現2歳(21産)もサンダースノーとストロングリターン産駒の5頭を除けば、7頭からウインマクシマムのような有望株も出ていますし…。
(来年の今頃、ウインブライト産駒がどうなっているでしょうか…)
CVFの育成にはまだ課題は多いようですが、それなりに実績のある種牡馬を適切に配合さえすれば、大物かはともかくそれなりに結果は伴うと思います。
ウインクリードは幼いところもありますが、馬体もまだまだな印象でした。
新しい坂路になって、CVFのコメントが本馬に限らずあまり当てにならなくなっているのが懸念されます。
(=坂路で走っても実戦に結びつかない=坂路が機能していない) -
ファンタロウさん
そのなかでもウインマクシマム、ウインディオーネ、ウインアザレア、ウインアクトゥールは勝ち上がりの目途はついてますし、現時点で印象的にはなんだかんだで36頭中10頭が勝ち上がっているより3歳世代よりレベルは上かなと思っております。
ウインクリードは7月13日から1か月以上トレセンで乗り込んでのデビューで期待もしていただけに残念でした。当初松岡騎手でデビューを考えていたところからもクラブも期待している馬だと思います。
ただパドックのゆるゆるの幼い体形の馬体を見たときは、乗り込んで絞られた馬体をイメージしていただけにイメージと落差があってショックで、今日はダメだと思いました。
なんとか勝ち上がってほしいです。