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2024/07/21 11:29
Hyperionの凝縮、フラワーウィンドの2023(1/2)
ウイン募集は今回(2023年産1歳募集)から
抽選期間の「最優先馬」制度が導入されるので
改めて出資馬を検討した結果、
以下の馬を「最優先馬」として申込予定。
フラワーウィンドの2023
牡 芦毛 2023/4/14 CVF産
ウインブライト(母父タニノギムレット)
1400万円(3.5万円 /400口)
美浦・村田一誠予定
測尺(2024/7/16)
馬体重:413kg
体高:156.0cm
母フラワーウィンドの産駒は
これまで6頭中(牡3、牝3)
2頭が中央勝ち馬でいずれも牡馬。
母父がしなやかさを伝える
晩成タイプのタニノギムレットなので
牡馬のほうが緩さが出にくいと推測。
半兄ウインレーヴドールは元出資馬。
未勝利を勝ち切れなかったものの
出走頭数が少ない傾向にある
長距離での適性を活かして中央で現役続行。
5歳で初勝利後、一気に本格化したところで
屈腱炎を発症し引退でした。
(21戦2勝 [2-6-2-11] 獲得賞金4,317万円)
父がウインブライトになって
一回り馬格が大きく出た感じで
立ち写真からはやや胴が短めですが
今後の成長を加味すれば許容範囲。
動画でも前肢の出に硬さはなく
しっかりと前に踏み出せており
後躯の送り、踏み込みもスムーズ。
動画
https://youtu.be/mETBaJ5xXgc?si=W8fw3YCSHbMevGVk
また動画の女性スタッフの体格を基準に
他の募集馬と比べると
馬格はひと回り大きく
四肢が長く、体高もあって
後躯の大きさも印象的。
(体高156.0cmは募集牡馬では最も高い)
募集馬全馬の動画
https://youtu.be/wnNwnI6h1KE?si=xGVBPpAMK47VN5J7
ちなみに前肢が短いと
距離適性が短めになる傾向にあるので
個人的には重視しています。
ただ素人レベルの相馬眼ですから
あくまでも私の好みの歩様ということで。
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むしろ私が強調したいのは、血統背景。
その根拠となるのが3代母のヘバ
Hyperion 5・5×6・6・5・5
(血量15.63%、3×5相当)
ただ単に血量が多いというのみならず
ここに至るまでのヘバの配合。
父 Nureyev(Hyperion 4×4)
┌ Terrible Tiger(Hyperion 4×4)
母 Likely Exchange
└ Likely Swap(Hyperion 3×3)≒Mountain Flower
→ Khaled×Heliopolis(≒Gulf Stream)
Hyperion 3×3のLikely Swapに
Terrible Tiger、Nureyevと
2代続けてHyperionクロス馬をラインブリード。
起点のLikely Swapは
Khaled×Heliopolis(≒Gulf Stream)で
サンデーサイレンスの
祖母Mountain Flowerと同じです。
名牝フェアリードールはヘバの半姉の仔で
Terrible Tiger、Sharpen Up、Nureyevと
3代続けてHyperionクロス馬をラインブリードし
最後にサンデーサイレンス配合ですから
配合にミスがなく完璧に近いです。
一方、ヘバは
Hyperion5代アウトのDarshaan配合で
Hyperionを緩和。
(Darshaanは非Hyperionではない)
ここがやや中途半端なので
フェアリードールとの差が出た印象ですが
それでもヘバのHyperionの凝縮は
影響力が大きいと思います。
それにDarshaan配合で
一時的に緩和されたHyperionですが
タニノギムレットのGraustark 3×4で
Terrible Tigerを覚醒させた感はあります。
⇒ Kelley's Day≒Proprietress
(Alibhai、Boudoir、Eight Thirty)
こういった重厚なHyperionを背景とする
母フラワーウィンドですから
ステイゴールド系との相性はいいと思い
父ステイゴールドの
半兄ウインレーヴドールに出資しました。
ですからウインブライトとの配合も
悪いはずがありません。
(2/2に続く)
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