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2024/12/29 17:33
東京大賞典 払戻は全て3ケタ
東京大賞典といえば
かつては有馬記念と並んで
年の瀬の楽しみなレースで
大井競馬場が近かったこともあり
年末の雑踏の中、よく行ったものですが
中央・地方の格差が広がり、
しかもリピーターばっかりで
つまらないレースになってしまいました。
で、今年の東京大賞典。
順当というか…払戻は全て3ケタ (-_-)
ライバル的な対立構図もなく
勝ち馬に一矢報いる穴馬(上がり馬)もおらず
これじゃ〜いくら本命党でも
さすがに盛り上がらないでしょう。
(もう少しオッズが…)
2013年以来。
っていうか、2回目なの…(゚Д゚;)
芝に比べるとダートのほうが
紛れは少ない傾向にはありますが
G1でこんなのって
勝った馬が強いというより
メンバーが揃わないからでしょう。
2/18 フェブラリーS(2/24 サウジC)
3/30 ドバイWC
6/26 帝王賞(6/05 東京ダービー)
(中3ヶ月)
10/02 ジャパンダートクラシック
11/04 JBCクラシック(11/03北米BCクラシック)
12/01 チャンピオンズC
12/28 東京大賞典
ローテーション的にもきついですし…。
そして日本のダート古馬の層が
案外、薄いことも示唆しているかと。
さらに大井競馬場のダートは
砂の深さが浅くなって
より走りやすくなっていますから
BCクラシックで
フォーエバーヤングと勝負付けが済んだ
頭打ちのウシュバテソーロや
クラウンプライドの出番は
まずないでしょう。
ナダルという新星に沸くダート界ですが
現状の日本のダート生産馬のレベルが低いだけで
相対的に結果が出ているだけかと。
好調American Pharoah勢や
虎視眈々ゴールドドリーム勢との対決で
今後、恐らく苦戦してくると睨んでいます。
初年度種付料500万円の
レモンポップも出ましたが
北米のスピードに対処するには
もうワンパンチ足りない気がしますね〜。
(血統が一世代古い感じ…)
話は逸れましたが、
地方のチャンピオン決定戦は
JBCクラシックもあるのですから
大井のダ2000mは
6月の帝王賞が頂点という位置づけにして
東京大賞典は
いっそのことダ2000m体系から独立させ
かつてのダ2800mに戻し、
年末のお祭り的な「興行」に戻したほうが
いいのではないかと思う次第です。
-
>>かぎしっぽさん(参考)
6年連続北米リーディングサイアーのInto Mischiefは
・Dowager≒Boldnesian(Seattle Slewの祖父)
・Hail to Reason 5×4(Halo、Stop the Music)
この二つでSeattle Slewと和合
・Mr. Prospector、Seattle Slewを内包せず
・Honest Pleasure≒Royal Charger
成功した要因は単純明快。
Uncle Moも非Mr. Prospector、Seattle Slewですね。
Uncle Moの父Indian Charlieは
Flightlineの母父ですが
非Mr. Prospector、Seattle Slew
血統の緩急こそが配合の基本。
日本(そして欧州)は難しい時代に入っていると思います。 -
>>かぎしっぽさん(おまけ)
社台の期待を背負って導入されたジャッジアンジェルーチの父Honest PleasureはSolario 5×4(母系)
Honest PleasureはInto Mischief、Tapitも内包していますね。
で、イクイノックスは
サクラユタカオー Solario 5×7・5
Honest Pleasure Solario 5×4
5代母Belga Solario 6×5・5
日本にRoyal Charger(とLyphard)を導入したシンボリ牧場、そして先駆者スピードシンボリ、三冠馬シンボリルドルフ、ここが私の原点です。 -
>>かぎしっぽさん
>ヘイルトゥリーズン系はスピードの劣化が起きにくいのか?
Sadler's WellsとNureyev
Seattle SlewとSecretariat
父系の典型的な対比ですが、注目はHail to Reasonの有無。
>血統的背景や配合にカギがあるのでしょう?
日本におけるスピードを考える上でRoyal Charger系とNasrullah系の現状を鑑みるとカギはこの2頭の血統表上の違い=Solarioにあると思います。
この血は日本向きで柔らかいと思います。
Solarioは、ヒンドスタンの母父、テスコボーイの母母父父
ヒンドスタン≒Tehran(Mixed Marriageの母父)
サクラユタカオーは、Solario 5×7・5
イクイノックスの5代母Belgaは、Solario 6×5・5 -
かぎしっぽさん
スピードの劣化・・・
サラブレッドの歴史はスタミナをスピードが凌駕して来たもので、歴史の転換点=革新的なスピード馬の登場といえます。(先細った系統の中興の祖など)
しかしスピードは代を経ると劣化してしまう。
自身は爆速スプリンター→仔マイラー→孫中距離→×断絶・・・代を経て距離が保つ様になるのは一見良い傾向に取られますが父系としては危ない兆候で、スピードがある奴だけが生き残る。
種牡馬の活力=スピードと言えるのではないかと思います。
ヘイルトゥリーズン系はスピードの劣化が起きにくいのか?
血統的背景や配合にカギがあるのでしょう? -
>>広瀬北斗さん
私が東京大賞典を見に行っていた頃は
テレビ中継はありませんでした。
(テレ東の結果ダイジェストでは見れましたが…)
それに馬券も競馬場じゃないと買えなかったし…。
いい時代になりました。
でも4号スタンドのもつ焼き、煮込み店は
もう閉店したようで寂しい限りです。 -
広瀬北斗さんがファイト!と言っています。
-
広瀬北斗さん
テレビでも東京大賞典では無くてラグビーを観てました。
競馬場へ行くなどもう論外になってしまいました。 -
>>かぎしっぽさん(続き)
Into Mischief、Candy Rideといった北米ダート界を担う父系が
Bold Ruler(母母父Pompey)
Alanesian(Polymelian≒Pompey 3×4)
Hail to Reason
Seattle Slewの父Bold Reasoningの組成を持っていることは偶然とも思えず、Bold Reasoningが早世しなかったら北米の父系勢力図は大きく変わっていたかもしれません。
ちなみにSecretariatは
父Bold Ruler
Pompey≒Polymelian 4×4
そしてダンシングブレーヴは
母母OlmecがSilverado≒Polymelian 5×5
母父DroneがPolymelian≒Laughing Queen 5×5
ドウデュースの血統は興味深いですよね〜。 -
>>かぎしっぽさん
芝ダ問わず最近の日本産馬はスピードの絶対値いう観点で劣化が進んでいると思います。
ダートでは芝ほどのスピードは必要ないので芝からダート(もしくは芝スプリント)転向が増えるというのは傾向としてはあまりよろしくないように思います。 -
かぎしっぽさん
東京大賞典の距離も昔の方が良いですね。
もっと全体的に長い距離で地方ダートは良いと思います。
2,800m、2,400mなどバラエティがありました。
欧州ステイヤー路線の4,000mクラスのレースも見ると面白いですし、競馬の伝統的な姿でもあるので長距離路線の整備をして長距離王を選定して欲しいと思います(^^)