1250件のひとこと日記があります。
2025/01/08 17:04
形骸化するJRA賞
2024年JRA賞受賞馬が発表されました。
<年度代表馬>
1ドウデュース 236
2フォーエバーヤング 19
3レモンポップ 1
<最優秀2歳牡馬>
1クロワデュノール 249
2アドマイヤズーム 7
<最優秀2歳牝馬>
1アルマヴェローチェ 255
2ミリアッドラヴ 1
ミリアットラヴは
3戦3勝、全日本2歳優駿の勝ち馬ですが
NARグランプリでしょう、こちらは…。
<最優秀3歳牡馬>
1ダノンデサイル 144
2フォーエバーヤング 103
3ジャスティンミラノ 8
4アーバンシック 1
<最優秀3歳牝馬>
1チェルヴィニア 190
2レガレイラ 66
<最優秀4歳以上牡馬>
1ドウデュース 256(満票)
<最優秀4歳以上牝馬>
1スタニングローズ 138
2テンハッピーローズ 95
3該当馬なし 23
<最優秀スプリンター>
1ルガル 197
2マッドクール 38
3該当馬なし 17
4ナムラクレア 4
<最優秀マイラー>
1ソウルラッシュ 182
2ロマンチックウォリアー 66
3ジャンタルマンタル 5
4該当馬なし 2
5ステレンボッシュ 1
<最優秀ダートホース>
1レモンポップ 160
2フォーエバーヤング 96
<最優秀障害馬>
1ニシノデイジー 237
2イロゴトシ 16
3該当馬なし 3
- - -
今回のJRA賞で論議を呼んでいるのが
フォーエバーヤングのようですが
今年は中央(JRA)での出走なしで
海外のG3、G2をそれぞれ1勝、大井Jpn1を2勝。
ケンタッキーダービー、BCクラシック3着は
確かに素晴らしいですが、1着ではないですし
あくまでもJRA賞ですから
海外G1での評価はそれぞれの開催国の
選考対象であるべきでしょう。
(エクリプス賞、カルティエ賞)
でなければ、JRA賞の最優秀マイラーは
満票で断然ロマンチックウォリアーにすべき。
(日本馬である必要がなければ…)
ただ過去のJRA賞における
海外G1の評価については実に曖昧。
JRA賞 バックナンバー
https://www.jra.go.jp>gallery>jrasho>backnumber
エルコンドルパサー
1999年
中央出走なし、仏4戦2勝、凱旋門賞2着で
年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬
一方、同年のグラスワンダー
宝塚、有馬二冠で
JRA賞の受賞なし(特別賞)
同じく同年のスペシャルウィーク
天皇賞春秋制覇、JC1着(=中央G1を3勝)で
JRA賞の受賞なし(特別賞)
またオルフェーヴル
2011年
三冠、有馬記念で
年度代表馬、最優秀3歳牡馬
(これは文句なし!)
2012年
宝塚記念、凱旋門賞2着、JC2着で
最優秀4歳以上牡馬のみ
(年度代表馬は牝馬三冠、JCのジェンティルドンナ)
2013年
凱旋門賞2着、有馬記念で
最優秀4歳以上牡馬のみ
(年度代表馬はマイルスプリントG1 4勝のロードカナロア)
凱旋門賞2着の年は
年度代表馬には選出されず。
年々、多種多様化するレース選択の中で
細かく部門賞を決めるのは
形骸化しつつある印象で
例えばカーオブザイヤーのように
全てのJRA所属馬の中から
10ベストホースを選んで
そこから年度代表馬を決めるほうが
今の時代には即しているような気がします。
- - -
それはさておき、3歳牡馬と古牝馬。
該当馬なしでもいいぐらい
レベルが低いですね〜。
ゆえに今年の古馬中距離路線は
混戦必至で下手すると
チェルヴィニアとレガレイラに
総なめされるんじゃないでしょうか…。
むしろ3歳時に能力の片鱗を見せた
・シンエンペラー
・ヘデントール(特注!)
・サンライズアース
この3頭の本格化に期待しています。
(そして秋の3歳馬)
-
>>かぎしっぽさん
JRA賞は日本競馬の歴史であり「文化」でもあるべきですから、その年の日本の競馬(馬産も含めて)がどうであったかを表すべきで、極端に言えば海外G1の結果はどうでもいいと思うのです。
(海外G1馬は全て特別賞でいいでしょう)
またダートはJBCもある上にクラシック体系を整備して3冠を大井に設定したのですから、ダート馬の表彰はNAR扱いでJRA賞では最優秀ダート馬のみ、おまけ程度で十分だと思います。(=JRA最優秀3歳は芝クラシック優先)
またそれとは別に「顕彰馬」という名誉賞もあるのですから海外G1優勝とJRA賞とははっきり区別すべきかと思う次第です。 -
かぎしっぽさん
やはり旧八大競走とそれに準ずる格のジャパンカップが重きを置かれるべきですね。
そうすると当然のことでスペシャルウィーク(^o^)
グラスワンダーはスペシャルウィークに有馬記念と宝塚記念で勝っているけど、宝塚記念は格としては旧八大競走に劣るので仕方無しですね。
グラスワンダー、エルコンドルパサーは特別賞!
シンザンが宝塚記念に勝っていても「5冠馬」なのはレースの格の話しで、こういう歴史と伝統はG1が増えた今こそ語り継いで欲しいと思います。 -
ちなみに私の10ベストホース
ドウデュース(年度代表馬)
チェルヴィニア
レガレイラ
フォーエバーヤング
クロワデュノール
レモンポップ
ソウルラッシュ
ダノンデサイル
ステレンボッシュ(かシャフリヤール)
テーオーロイヤル -
>>かぎしっぽさん
1999年は悪しき前例になった感じがします。
欧米でも凱旋門賞やチャンピオンS、BCが頂点を決めるレースであるように、日本は天皇賞・秋とジャパンカップがJRA賞に最も近い選考レースにすべきでそのあたりがぶれぶれでは…。
1999年
スペシャルウィーク
年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬
特別賞
エルコンドルパサー
グラスワンダーは無冠
(もしくは特別賞のみ)
であるべきしょう。
グラスワンダーはスペシャルウィークに2勝しているのでおかしいという意見が出ても、JCを勝つ意味をJRAが明確にすれば説明はつくはず。
いや、こういうモヤモヤもあるのでもう部門賞は廃止して、10ベストホース(うち最低1頭は2歳とか)の方がすっきりすると思います。 -
かぎしっぽさん
フォーエバーヤングは仰る通りですね。
JRA賞の観点から見ても敢闘賞(無いけど)程度でしょう(^^;
エルコンドルパサーを年度代表馬にしたのは?でグラスワンダーとスペシャルウィークの一騎打ちでエルコンドルパサーは最優秀国際何とか賞みたいな感じの賞を新設して、その後の海外で活躍した馬を表彰する様にするべきだったと思います。
3歳牡馬は低調な年はダービー馬が、まあ着地点になりますよね・・・
古馬牝馬も昔の牝馬G1が無い頃よりは選び易いでしょうといった感じですね(><) -
かぎしっぽさんがファイト!と言っています。
-
かぎしっぽさんがいいね!と言っています。
-
馬キュン☆さんがいいね!と言っています。