命名すると言うこと・・・真面目に考えてるの？

命名すると言うことを考えての三回目となります。

クラブ、個人に限らず「ネタ系馬名」と言うのは昔からあります。
ウケを狙うのも笑いをとるのも、話題性はありますし個人所有の競走馬では
この事で他人がとやかく言う権利はないでしょう。
複数の出資者で成り立つクラブが話題性や牧場の意で採用したら事情は違います。
奇を狙って追加出資や新規会員の獲得を目論むなら視点がズレていますし、クラブの
宣伝塔を建てる前に、まず既会員の出資欲があってこそでしょう。
私の入会しているクラブでも2013年産れの仔達の名前が決まった事は書きました。
が、毎年必ずいるのです数頭。「この名前で良いの？」
私の感覚がズレているのなら申し訳ない・・・この思い付きは無かったと言う事で。
※決っして命名された方の事ではなく決定したクラブ、牧場の「センス」のお話です。

ウインキナウ2013　牡（父　ヴァーミリアン）
【アオテン】意味：青天（相場用語）。青空天井のようにどこまでも上にいってほしい

唐突に相場用語。この趣味の世界は投資好きな方や生業の方も居るのはわかりますが。
しかしアオカ○しか思いつきませんでした！自分、秘め事はインドア派です。

パリモニー2013　牝（父　カリズマティック）
【アリモニー】意味：元配偶者への扶養料。

クラブお得意の母名連想が・・・母名パリモニーは手切れ金との意だそうで。夢の世界で
楽しんでいたらいきなり現実世界に。母の代で断ち切ってあげて！母娘で連帯保証か。

この二頭の仔達は出資検討対象でもありませんでしたし、締切りまでに出資するつもりも
ありません。しかし成長を見ながら検討していた方に決定した馬名が出資の後押しになる
ようには思いません・・・出資欲が沸いた方は是非出資なさって下さい。
ここ数年は父名、母名から連想と言うのが定番になっております。考える要素のひとつ
として父と母を頭に置くのは重要ですし否定もしませんけど、もう少し柔軟な感覚で応募
したいですね。クラブも馬名意味の問い合わせが多いので保険をかけているのか判で押した
様に連想、連想って・・・加藤芳郎・中田喜子が出てきそうです。
遊び心のある馬名、上手い捻りがある馬名。人の好みは千差万別、満場一致とは中々
いかないでしょうがクラブ、牧場は「粋な馬名」を真面目に付けてあげてください。