オルフェーヴル、顕彰馬選出、おめでとう！

某日
ブリーダーズスタリオンステーションに建つ、ステイゴールドの墓の前に、一頭の栗毛馬の姿が・・・

オルフェーヴル（以下：オ）「親父・・・ここんとこ忙しくて、なかなか来れんで、スマンな。　あんな、オレ、顕彰馬に選ばれたんやで。ホントは親父が元気な内に報告したかったんやけどな・・・」
ステイゴールド（以下：ス）「え、何て？何になったって？」
オ「おわぁ！　お、親父(ﾟдﾟ)！」
ス「おう、久しぶりやの^^」
オ「何なん、その軽い感じ。幽霊やったら、もっとそれらしく出てきてくれんな(^^;)」
ス「それらしくって、見てや、このアタマに着けてる白い三角形の布、それっぽいやろがなwww」
オ「まぁエエわ。今日は親父に報告に来たんや。オレ、３１頭目の顕彰馬に選ばれたんや。」
ス「けんしょうばって・・・何やそれ？あの、ハガキ出したら抽選で当たるやつか？」
オ「そりゃ懸賞やろ！」
ス「あぁ、ピアニストとかがなるやつか( ｀―´)ノ」
オ「腱鞘炎！(≧▽≦)」
ス「ほな、何やねん？」
オ「そやから、何や、えーと、そうそう、要は殿堂入りしたっちゅーこっちゃ^^」
ス「でんどーって？えっ！あれか、いなかっぺ大将の『大ちゃん数え歌』のか？」
オ「はぁ？」
ス「そやから、道頓堀人情で紅白のトリを務めた。」
オ「そりゃ、天童よしみや！！って、わかり難いボケすんなや！」
オリエンタルアート（以下：ア）「オルくん、父さん照れてんのよ^^」
オ「か、母さんまで・・・(^^;)」
ア「ほら、ちゃんと着いてるでしょ、三角の布(*´ω｀*)」
オ「母さんも、元気だった？」
ア「バカねぇ、私達、もう死んでんのよ。元気も何もないわよ(^^;)」
オ「まぁ、そうだけど・・・」
ア「それはそうと、おめでとう！　オルくん、頑張ったもんね^^」
オ「か、母さん、有難う(T_T)」
ス「顕彰馬に選ばれたんは、まずはめでたい事として、お前が頑張るんはここからや！種牡馬としても一流にならんとな。」
オ「うん、わかってる。」
ス「くれぐれも無理せんと、身体にだけは気を付けるんやぞ。」
オ「親父・・・」
ア「そうそう、顕彰馬だけに、ご健勝をお祈りします。なんちゃって(´艸｀*)」
ス「あ、母さん、上手い(*´▽｀*)」
オ「・・・この、バカ夫婦(T_T)」

オルフェーヴルが顕彰馬に選出され、父ステイゴールドに新たな勲章が加わりました^^
自身も１０票の票を集めた彼の一族から、ますます目が離せません(^O^)／