第６の男。

ゴールドシップの引退レースとなった１５年有馬記念、３年前と同じく、捲っていくシップの背中を追いかけ続けた馬がいた・・・オーシャンブルー
シップの２着となったあの時とは違い、大きく離され、故障したリアファルを交すのがやっとの姿に、衰えを見たファンも多かったのではないだろうか？

レース後、まばゆいばかりのフラッシュの光に浮かび上がる、ゴールドシップの白い馬体を、まぶしそうな目で見つめるオーシャンブルーの姿があった。

オーシャンブルー（以下：オ）「オルに続いてシップも引退か・・・寂しくなるな・・・」
池江調教師（以下：池）「オー、ここにおったんか。」
オ「あ、先生・・・シップらしい、エエ引退式ですね^^」
池「あぁ、そうやなぁ、オルの時を思い出すなぁ。」
オ「先生、今日はゴメンな、エエとこ見せられんで。」
池「かまへん、頑張った結果や・・・そやけど、これで最後かと思うとホンマ寂しいな。」
オ「そうですよね、存在感ハンパなかったですもんね。」
池「種牡馬になっても、頑張っていい仔を送り出してくれよ。」
オ「ホンマや、親父の血を繋いでいってもらわんとな。」
池「・・・お前、誰の話してんねや？」
オ「誰って、シップの・・・えっ？先生こそ誰の話してんの？」
池「誰って、お前やがな(^^;)」
オ「えっ？え〜ぇ、俺、今日で引退なん？」
池「うん、さっき決まってん。」
オ「マジ？・・・・・・・・えっ？・・・さっき種牡馬がなんちゃらって・・・？」
池「うん、お前の種牡馬入りも決まった。」
オ「フォアッ！？・・・・・・・・・・・・お、俺、種牡馬になれんの？」
池「あぁ、この引退式は、お前の引退式でもあるんやで^^　おめでとう！お前、またオルやシップと同じ土俵で戦えるんや！」
オ「せ、先生(≧▽≦)」

思いもよらなかった嬉しいニュース。ステイ系の繁栄を担う仔がもう一頭増えました(≧▽≦)
シップ、オーシャン、有難う、元気に頑張ってくれ！